コラム
「想い」のコーナーは随分と久しぶりですが、今回は令和6(2024)年11月23日に聴きに行きました、藝大プロジェクト第2回「日本が見た西洋音楽」を聴いて感じたことをつづってみたいと思います。具体的には、クラウス・プリングスハイムの功績です。 クラウス…
音楽雑記帳、今回は首都圏の主なホールのアクセスについてです。 ちょうど昨日(2024年11月18日)の朝ですが、Facebookのグループである「クラシックを聴こう!」にて、興味深い投稿がありました。六本木から横浜みなとみらいホールに行くために、ルートで困…
音楽雑記帳のコーナー、今回はハイレゾ配信サイトQobuzを使ってみた、というタイトルでお届けします。 「今月のお買いもの」コーナーですっかりおなじみだったハイレゾ配信サイトであるe-onkyo musicは、2024年10月16日に終了し、Qobuzに統合され、2024年10…
音楽雑記帳、今回は音楽配信サービスQobuzについてです。 Qobuzはフランスで設立された音楽配信サービスです。1億曲もの作品を揃え、ストリーミングもダウンロードもできるサービスです。 www.qobuz.com 私は今までe-onkyo musicを使ってきましたが、10月16…
音楽雑記帳、今回は2024年10月20日に聴きに行きました、藝大プロジェクトの「ティトゥス・ウコンドン」を見て考えたことについてです。テーマはダンスとモーツァルトの存在、です。 藝大プロジェクトの「ティトゥス・ウコンドン」については、先日エントリを…
音楽雑記帳、今回はモーツァルトのレクイエムの新しい補筆版であるオシュトリーガ版を考察してい見たいと思います。 令和6年10月6日、私は千葉県市川市まで市川交響楽団さん、市川混声合唱団さん、行徳混声合唱団さんの演奏のモーツァルトのレクイエム、オシ…
音楽雑記帳、今回はとあるデッキをご紹介します。アイ・オー・データのハイレゾ対応ストリーミングプレーヤー、Soundgenic Plusです。 私もこれを知らなかったのですが、アイ・オー・データではかなり前にこのデッキをリリースしていたようで、今回はそのア…
音楽雑記帳、今回は以前取り上げました音楽再生アプリ、Tune Browserを取り上げます。 リサンプリングして聴きたいと以前インストールした、Tune Browser。使っているうちに、リサンプリング以外にも様々な特徴があることがわかってきました。今回はそのうち…
久しぶりの「想い」のコーナー、今回は高校野球の応援を考えます。 2023年、第105回全国高校野球選手権大会は、神奈川県代表の慶應高校の優勝で幕を閉じました。まずは優勝、おめでとうございます!元県民としては、とてもうれしい勝利でした。 その一方で、…
毎週土曜日に隔週で取り上げております音楽雑記帳のコーナー、今回は新幹線の車内チャイムについて取り上げます。 令和5(2023)年7月21日、東海道新幹線の車内チャイムが、20年使われてきたTOKIOの「AMBITIOUS JAPAN」からUAさんの「会いに行こう」に変わり…
音楽雑記帳、今回は再びPCにおいて排他モードで聴くことを取り上げます。 排他モードって何?という方は、私のこのエントリを参考にしていただければと思います。簡単に言えば、通常PCで音楽を聴く場合、デフォルトのメディア・プレイヤーではミキサーを通す…
音楽雑記帳、今回は音楽アプリfre:acをご紹介します。 fre:ac、正式名称はfree audio converterは、音楽ファイルを変換したりCDからデータをリッピングしたりできるアプリケーションです。 en.wikipedia.org www.vector.co.jp もともと、私は音楽ファイルを…
音楽雑記帳、今回はwindows11になってからのリッピングについて語りたいと思います。 windows11になってから、音楽を聴くのに不便になったのは、特にCDを聴く場合です。アップサンプリングをしないなら問題ないんですが、CDを高音質で聴きたい、あるいはアッ…
音楽雑記帳、今回はPC内の音楽ファイルをアップサンプリングして聴くときのプレーヤーについてです。 以前、私は以下のエントリで、アップサンプリングとアップスケーリングについて述べました。 ykanchan.hatenablog.com それからたった2年で、状況が変わる…
東京の図書館から、4回シリーズで小金井市立図書館のライブラリである、カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるベートーヴェンの交響曲を取り上げていますが、今回はその第2回目。第7番と序曲2つを収録したアルバムをご紹介しま…
音楽雑記帳、今回はwindows11について語りたいと思います。というのは、今後エントリをアップしていくに、非常に重要だからです。 実は、音楽を聴いていた私のPCがついに逝ってしまいました・・・・・そのため、緊急で新しいPC(中古なのですが)を買い求め…
音楽雑記帳、今回は先日聴きに行きました、ラ・フォル・ジュルネTOKYO2023をふり返りつつ、今後のあるべき姿を考えてみます。 そもそも、ラ・フォル・ジュルネとは何かと言えば、フランスで行われているクラシック音楽の音楽祭で、その日本版です。ラ・フォ…
音楽雑記帳、今回は音楽之友社から出版されている雑誌「レコード芸術」を取り上げます。 4月3日、音楽之友社から、「レコード芸術」誌休刊の報告がなされました。理由は、以下のように言及されています。 「近年の当該雑誌を取り巻く大きな状況変化、用紙な…
東京の図書館から、今回は小金井市立図書館のライブラリである、山田和樹指揮日本フィルハーモニー交響楽団他の演奏によるマーラーの交響曲第2番「復活」を収録したアルバムをとりあげます。2枚組ですが、今回は「復活」という曲の内容を鑑み、一つとして扱…
久しぶりの「想い」、今回はコンサートのマナーについて考えます。 今、ネット上で話題になっているのが、横浜みなとみらいホールの改築で新しくできた「網」です。2階席のバルコニー部分に網をつけ、チラシなどが下に落ちないようにしたものです。 確かに、…
音楽雑記帳、2回シリーズで取り上げている、オーディオの未来を俯瞰するシリーズ、今回は第2回として、ポータブル型を考えてみたいと思います。 今オーディオで絶好調なのはポータブル型です。携帯音楽プレーヤーが主役であり、そしてその周辺機器が売れてい…
東京の図書館から、6回シリーズで、府中市立図書館のライブラリである、タネーエフ・カルテットの演奏によるショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集を取り上げていますが、第6回の今回は最後の、第14番と第15番を収録したアルバムをご紹介します。 第14番と第…
音楽雑記帳、今週と次週の2回に渡り、「これからのオーディオを俯瞰してみる」と題して語りたいと思います。 まず第1回の今回は、据え置き型の未来。据え置き型って?って思うかと思います。要するに、単体コンポを問わず、据え置いて使用するデッキを指しま…
東京の図書館から、小金井市立図書館のライブラリである、退廃音楽シリーズの一枚を取り上げます。 退廃音楽シリーズは、以前「今月のお買いもの」コーナーで取り上げていますが、今一度退廃音楽と何か?を確認しておきましょう。 ja.wikipedia.org ようする…
久しぶりの「想い」、今回は音楽定額配信サービス、いわゆるサブスクリプション(略してサブスク、当エントリでは以後この略称で表記します)を取り上げます。 確かにサブスクのサービスが出たときにはびっくりして喜びもしました。しかし、実際音楽家に対し…
想い、今回はコロナ禍における音楽活動を考えます。 第104回全国高校野球選手権大会は、仙台育英高校の優勝で幕を閉じました。深紅の大優勝旗が「白河の関」を初めて越えるという、歴史的結果となりました。 一方で、優勝した仙台育英高校野球部監督である、…
音楽雑記帳、今回はロシアのクラシック音楽について言及したいと思います。 2月に始まった、ロシアによるウクライナ侵攻。私はあえて「ウクライナ事変」(プーチンが「特別軍事作戦」と言及しているため)と個人的には呼んでいるのですが、なかなか終わりが…
東京の図書館から、小金井市立図書館のライブラリである、パールマンとサンダースが弾くクライスラーの作品集、今回はその第2回として2枚目をご紹介します。 2枚目は有名な作品も入っていますがむしろ、あまり知られていないような作品のほうが圧倒的に多く…
東京の図書館から、今回は府中市立図書館のライブラリである、ジョン・ダウランドの作品を収録したアルバムをご紹介します。 ダウランドはそれほど広く知られている作曲家ではないかもしれませんが、ヨーロッパではよく知られた作曲家だと言えます。スティン…
音楽雑記帳、今回はある意味「東京の図書館から」の続きという形で、すでに「マイ・コレクション」でご紹介している、朝比奈隆指揮大フィルの「第九」を再度聴いてみたいと思います。全集を聴いた後で、どのように感じるのか。 この演奏はそれほど好きという…