かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

神奈川県立図書館所蔵CD:ベルリオーズ 幻想交響曲

神奈川県立図書館所蔵CD、今回はベルリオーズの幻想交響曲です。ムーティ指揮、フィラデルフィア交響楽団です。 この曲に初めて触れたのは高校の音楽鑑賞の時間でした。あの有名な「断頭台への行進」だったと記憶しています。 幻想交響曲 http://ja.wikipedi…

マイ・コレクション:モーツァルト グラン・パルティ―タ

今回のマイ・コレは、またナクソス音源を取り上げます。モーツァルトの名曲、グラン・パルティ―タです。 この曲、実は知る人ぞ知るという曲です。管楽でありながら、吹奏楽の方にはあまり知られていないというかわいそうな曲です。 とは言うものの、私もこの…

マイ・コレクション:モーツァルトのディベルティメントK.131とK.287

今回のマイ・コレはモーツァルトの二つのディベルティメントです。ハラルト・ネラト指揮、カペラ・イストロポリターナの演奏です。 このCDは、ナクソスなのですが、私は演奏面で高く評価しています。まず、ソナタ形式のリフレインをきちんと弱く演奏している…

音楽雑記帳:古典派の音楽を理解するには正倉院の宝物?

音楽雑記帳、今回は古典派の法則について述べてみます。 常に私が申しております、「リフレインは弱く」というものがあります。これは古典派の時代において、コントラストをつけることに役立っています。 というより、なぜ同じ旋律がわざわざ繰り返されてい…

今月のお買いもの:マルチヌー 交響曲全集3

今月のお買いもの、5枚目はマルチヌーの交響曲全集の3枚目です。第5番と第6番が収録されています。この一枚は初演がアメリカではなく、ヨーロッパでとなっています。 まず第5番ですが、1946年にニューヨークで作曲され、初演は翌47年プラハにおいて、クーベ…

神奈川県立図書館所蔵CD:ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全集1-3

神奈川県立図書館所蔵CDベートーヴェンヴァイオリン・ソナタ全集の今回は第3回目。1-3として第4番と第5番、そして第9番「クロイツェル」が収録されているものを取り上げます。 番号順ではないということは、必ずしもマイナスだけではありません。この第3集の…

神奈川県立図書館所蔵CD:ベートーヴェンヴァイオリン・ソナタ全集1-2

神奈川県立図書館所蔵CDベートーヴェンヴァイオリンソナタ全集の今回は1-2として、メニューイン/ケントナーのコンビのものの第2集を取り上げます。 収録曲は第7番と第8番、そして第10番が収録されています。第7番と第8番は作品番号30の2と3、第10番はベート…

神奈川県立図書館所蔵CD:ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全集1-1

神奈川県立図書館所蔵CDのコーナーは、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタを取り上げます。都合により途中中断も含め、7回取り上げることとしました。 え、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタってそんなにあったっけ?という方、はい、そんなにそもそも…

マイ・コレクション:BCJバッハカンタータ全曲演奏シリーズ10

今回のマイ・コレは、久しぶりにBCJのカンタータ全曲演奏シリーズを取り上げます。今日は第10集です。 第10集には第105番、第179番、そして第186番が収録されています。1723年の夏、特に7月から8月にかけて初演された作品が並んでいます。 第105番と第179番…

マイ・コレクション:インマゼールの第九

今回のマイ・コレは、またまたベートーヴェンの第九です。ジョス・ファン・インマゼール指揮、アニマ・エテルナおよび合唱団の演奏です。 当時、この演奏がほしい割にはなかなか手が回らず、ようやく買った記憶があります。私としては2枚目のピリオドになり…

今月のお買いもの:マルチヌー 交響曲全集2

今月のお買いもの、4枚目はブリリアント・クラシックスから出ているマルチヌーの交響曲全集の第2集です。交響曲第3番と第4番が収録されています。 まず、マルチヌーという作曲家がどんな作曲家なのか、ウィキのURLを再掲しておきましょう。 ボフスラフ・マル…

今月のお買いもの:マルチヌー 交響曲全集1

今月のお買いもの、今回から3回にわたってマルチヌーの交響曲全集を取り上げます。ブリリアント・クラシックスから出ているものです。 元々はBISだったようで、それ故お値段は3枚組で1785円。一枚あたりは通常のブリリアント・クラシックスの630円より安い59…

神奈川県立図書館所蔵CD:クリュイタンス ベートーヴェン交響曲全集5

神奈川県立図書館所蔵CDクリュイタンスのベートーヴェン交響曲全集の第5集は、奇数ですから奇数番号の交響曲となります。これが全集最後で、もちろん収録曲は第九です。 そもそも、この全集を借りたいという理由がこの第5集にあったのです。シューリヒトで、…

神奈川県立図書館所蔵CD:クリュイタンス ベートーヴェン交響曲全集4

神奈川県立図書館所蔵CDクリュイタンスのベートーヴェン交響曲全集は今回が第4回目。第4集を取り上げます。偶数番号ですから偶数なので、収録曲は第6番と第8番になります。 クリュイタンスがどんな指揮者なのか、ウィキを再掲しておきます。 アンドレ・クリ…

神奈川県立図書館所蔵CD:クリュイタンス ベートーヴェン交響曲全集3

神奈川県立図書館クリュイタンスベートーヴェン交響曲全集の第3回目は第3集を取り上げます。第5番、第7番、そして「フィデリオ」序曲です。 ここまで来ると、ある一定の法則で編集されていることが分かります。奇数の番号は奇数の番号を、偶数の番号は偶数の…

マイ・コレクション:ブレンデルのモーツァルトピアノ協奏曲第20番・第24番

今回のマイ・コレは、モーツァルトのピアノ協奏曲の第20番と第24番のものを取り上げます。マッケラス指揮、スコットランド室内管弦楽団で、ピアノはアルフレッド・ブレンデル。 モーツァルトのピアノ協奏曲を全曲取り上げた時にも触れている演奏です。 モー…

マイ・コレクション:カリンニコフ 交響曲第1番・第2番

今回のマイ・コレは、カリンニコフの交響曲第1番と第2番のCDを取り上げます。この二つの演奏では名盤の誉れも高い、ネーメ・ヤルヴィ指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の演奏です。 このCDを買いましたのは10年ちょっと前になるかと思います…

今月のお買いもの:ヴュータン ヴァイオリン協奏曲第1番・第4番

今月のお買いもの、2枚目はヴュータンのヴァイオリン協奏曲の第1番と第4番が収録されたCDです。ナクソスから出ているヴュータンのシリーズです。 さて、きき慣れない名前が出てきました。ヴュータンって、誰?と思う方も多いかと思います。ヴュータンは19世…

今月のお買いもの:ミヒャエル・ハイドン ミサ・サンクティ・フランシスツィ、レクイエム

今月のお買いもの、まずは銀座山野楽器本店にて買い求めました、ミヒャエル・ハイドンのミサ曲とレクイエムのCDです。リリンク指揮、ブタペスト・リスト・フェレンク室内管弦楽団他の演奏です。 まず、ミヒャエル・ハイドンの説明から参りましょう。ハイドン…

神奈川県立図書館所蔵CD:クリュイタンス ベートーヴェン交響曲全集2

神奈川県立図書館所蔵CDクリュイタンスベートーヴェン交響曲全集の今回は第2回目です。第2集に収録されている第2番と第4番、そして「エグモント」序曲を取り上げます。 この第2集に収録されている各々の楽曲の演奏は、まさしくウィキの次の記述を証明するも…

神奈川県立図書館所蔵CD:クリュイタンス ベートーヴェン交響曲全集1

今回から5回にわたりまして、神奈川県立図書館所蔵CDのコーナーはベートーヴェンの交響曲全集を取り上げます。第1回目の今回は第1集の第1番、第3番、そして「プロメテウスの創造物」序曲を取り上げます。 私はすでにベートーヴェンの交響曲はすべて持ってい…

神奈川県立図書館所蔵CD:ラフマニノフのラプソディ

神奈川県立図書館所蔵CD、今回は久しぶりにラフマニノフです。ピアノ協奏曲第3番と「パガニーニの主題による狂詩曲」です。 この音源はメインは明らかにピアノ協奏曲第3番ですが、実はそれが目当てではありませんでした。すでに第3番はそれより2年ほど前に借…

マイ・コレクション:ラッスス ヴィラネッラとモレスカ集

今回のマイ・コレは、オールランドゥス・ラッススのヴィラネッラとモレスカ集です。リナルド・アレッサンドリーニ指揮、コンチェルト・イタリアーノの演奏です。 このコンチェルト・イタリアーノというのはイタリアの古楽団体で、実はアカペラの合唱団です。…

マイ・コレクション:昭和音大の「モダンのメサイア」

今回のマイ・コレは、とても貴重な、本来私が手に入れられるはずがないものをご紹介します。昭和音大恒例のメサイアのCDです。 なぜこれが本来手に入れる筈がないものなのかと言いますと、非売品だからなのです。ところが、実際に箱根駅伝に出場もする大学出…

音楽雑記帳:絢香、復活

音楽雑記帳、今回はJ-POPを取り上げます。バゼドウ病のため無期限休養に入っていた絢香が、2012年初頭から自主レーベルを立ち上げて活動を再開するというニュースが入ってきました。 絢香2年ぶり電撃復帰…NHK紅白出場も http://www.daily.co.jp/gossip/a…

音楽雑記帳:バロックと太陽黒点との関係性

音楽雑記帳、今回は音楽を自然科学の側面から見てみます。 バロック期というのは、音楽史においてはちょうど17世紀から18世紀にかけての時代を指しますが、実はこの時代は、太陽黒点が少ない時期、つまり太陽の活動が弱い時期でした。その中でも、1645年から…

神奈川県立図書館所蔵CD:モーツァルトとベートーヴェンのピアノ五重奏曲

今回の神奈川県立図書館所蔵CDは、モーツァルトとベートーヴェンのピアノ五重奏曲です。 この音源は、ピアノ五重奏曲と言っても、木管とピアノであって、弦楽とピアノではありません。実はその点が珍しくて借りたのです。 モーツァルトでしたら別に珍しくあ…

神奈川県立図書館所蔵CD:ブラームスとベートーヴェンの複数楽器の協奏曲集

今回の神奈川県立図書館所蔵CDのコーナーは、ブラームスとベートーヴェンの「複数楽器の協奏曲」を取り上げます。ブラームスは昨日も取り上げたヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲、そしてベートーヴェンはさらにピアノを加えた三重協奏曲です。 さて、…

神奈川県立図書館所蔵CD:ブラームスのヴァイオリンのために書かれた二つの協奏曲

今回の神奈川県立図書館所蔵CDは、ブラームスのヴァイオリン協奏曲とヴァイオリンとチェロのための協奏曲です。指揮は最近モーツァルト宗教音楽全集でも取り上げましたニコラウス・アーノンクール。ヴァイオリンはギドン・クレーメルで、チェロはクレメンス…

マイ・コレクション:九州におけるコバケンさんの「炎の第九」

今回のマイ・コレは、コバケンこと小林研一郎氏の「炎の第九」です。 小林研一郎 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E7%A0%94%E4%B8%80%E9%83%8E 公式サイト http://www.it-japan.co.jp/kobaken/ この方の演奏は情熱的であることから、たいて…