音楽雑記帳、今回はJ-POPを取り上げます。バゼドウ病のため無期限休養に入っていた絢香が、2012年初頭から自主レーベルを立ち上げて活動を再開するというニュースが入ってきました。
絢香2年ぶり電撃復帰…NHK紅白出場も
http://www.daily.co.jp/gossip/article/2011/10/21/0004563184.shtml
紅白出演まで無理しなくてもいいなあと個人的には思っています。いや、年頭すらも・・・・・
体調を考えれば、ちょうど震災から一年くらいたった、来年春ごろのほうがいいような気もします。
バセドウ病
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%BB%E3%83%89%E3%82%A6%E7%97%85
それにしても、復活を望んでいた一聴衆としては、素直に喜びたいですし、感謝したいと思います。今のこの時期こそ、彼女のようなデイーヴァが必要な気がするからです。
彼女の力強く伸びやかで繊細な歌声から生み出される世界は、誰にも真似が出来ません。彼女のような「声」を歌で現出できても、その世界までを現出させることが出来ないからです。
例えば、彼女の魅力の一つには力強い一方で美しい高音部のピアニシモがあります。「三日月」が好きな方であればご理解いただけると思いますが、あの歌は力強さとしなやかさが同居する素晴らしい楽曲です。ただ、それが素晴らしいのは一方で絢香の美しいピアニシモ故でもあります。
そういった魅力のある人は当然繊細な心を持っていることが多いわけなのですが、それが病気発生と何らかの関係があるとすれば、当然ですが活動は制限を受けざるを得ません。いっぽうで、彼女は結婚するときに恐らくですが、夫である水嶋ヒロが支えるだけでなく、お互いが影響しあう仲でありたいと願ったに相違ありません。でなければ、「引退」の二文字を使うはずだからです。そうではなく、「休養」の二文字を使ったということは、復活を念頭に置いてであろうと分析していました。
今回、その通りとなったことは私自身にとっては嬉しいことですが、今後どのように活動をしていくのかが注目点だと思います。かつてメジャーだったアーティストがインディーズで活動するということはそうあることではありません。ほとんど例がないと言ってもいいでしょう(演歌歌手で一部ありますが)。
音楽活動というものは一つの「情報発信」でもあるわけです。今後、インディーズからどのような楽曲をどのような形で、しかもどのような「ペース」で発信していくのか、注目したいと思います。
私としては、まだ実現できていない彼女のアルバム購入が出来ればいいなと思います。新たな楽曲はそれからになりそうです。しかし、新しい楽曲もその発信の仕方には注目していきたいと思います。ともに情報を発信する立場の人間として。
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