2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧
神奈川県立図書館所蔵CDピノック/イングリッシュ・コンサートのモーツァルト交響曲全集の第10集を取り上げます。第35番「ハフナー」と第36番「リンツ」です。 この二つが作曲された1782年から83年は、ハイドンでいう「聴衆への迎合と実験」期で、その時期の…
神奈川県立図書館所蔵CDピノック/イングリッシュ・コンサートのモーツァルト交響曲全集の今回は第9集を取り上げます。 第31番から第34番までが収録されていますが、このあたりからモーツァルトもようやく番号順が作曲順となってきます。それで面白いのは、や…
今回のマイ・コレは、BCJのバッハ カンタータ全曲演奏シリーズの第2集です。 この一枚はバッハのカンタータのうち、ミュールハウゼン時代のものを取り上げており、その第2回目ともなっています。 まず、第71番「神はわが王なり」です。この曲は1708年2月4日…
今回のマイ・コレは、ナクソスから出ているイベールの管弦楽曲集です。佐渡裕指揮、ラムルー管弦楽団です。 佐渡さんと言いますと、先月ちょうどベルリン・フィルへのデビューを果たしたばかりですね!たまたまなのですが、タイムリーになりました。 このCD…
今日は、コンポについて書いてみます。 いまどきコンポで聴かれておられる方がどれほどいらっしゃるのかわかりませんが、ある一定数はいると思っています。 私もそういった一人なのですが、ここ何年かはパソコンで聴くのが普通になっていました。しかも、パ…
今月のお買いもの、4枚目はチマローザのレクイエムです。ナクソスから最近出たものです。 まず、チマローザという作曲家についてご紹介しましょう。 ドメニコ・チマローザ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A1%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%8…
神奈川県立図書館所蔵CDピノック/イングリッシュ・コンサートのモーツァルト交響曲全集の今回は第8集を取り上げます。 収録は第29番と第28番で、これも作曲順として間違っていないのですね。 そしてこの二つからは確実にモーツァルトの音楽が変わっているこ…
神奈川県立図書館ピノック/イングリッシュ・コンサートのモーツァルト交響曲全集の今回は第7集を取り上げます。収録曲は第22番から第25番、そして第30番です。 これで作曲順であっているのです。ベートーヴェンでいえば番号順と一緒なのです。 そのうち、第2…
神奈川県立図書館所蔵CDピノック/イングリッシュ・コンサートのモーツァルト交響曲全集の今回は第6集です。収録されているのは第20番と第21番、そして第26番と第27番です。 番号が飛んでいますが、作曲順であればこれで正解なのです。できれば、マリナー/ア…
今回のマイ・コレは、BCJのバッハ カンタータ全曲演奏シリーズの第1集です。そう、「今月のお買いもの」で取り上げている毎度おなじみの、その一枚目なのです。 この「マイ・コレクション」のコーナーでご紹介しているのは「以前買ってありすでに私のライブ…
今回のマイ・コレは、バッハ・コレギウム・ジャパンのヨハネ受難曲です。 このCDを買ったのはもちろん、BCJのコンサートに足を運んだことがきっかけになっていますし、さらに言えば、マタイを聴いて感動というか衝撃を受け、その影響でさらにヨハネもと考え…
今月のお買いもの、3枚目はルトスワフスキを知るための一枚と言っていいでしょう、交響曲第4番、パルティ―タ、チェーン2などが入ったアルバムです。 ルトスワフスキを取り上げるのはとても久しぶりです。 今日の一枚:ベートーヴェン 大フーガ・運命、ルトス…
今月のお買いもの、2つ目は毎度おなじみのBCJバッハカンタータ全曲演奏シリーズの第45集を取り上げます。 この第45集では第39番、第187番、第129番、そしてヴァイオリン協奏曲の断片と言われるBWV1045が収録されています。特徴としては、BWV1045を除いて1726…
神奈川県立図書館所蔵CDモーツァルト交響曲全集ピノック/イングリッシュ・コンサート編の今回は第5集を取り上げます。 収録曲は第16番から第19番まででして、順番に並んでいます。確かにこの4曲は順番に作曲されています。 モーツァルトは比較的こういったケ…
神奈川県立図書館所蔵CDピノックモーツァルト交響曲全集の今回は第4回目です。 最初に第10番が来てその後に第12番というのは、時間の関係ではなくこの全集が基本作曲順に集録されているという証拠です。時間の関係になるのはその間に来るはずの番号なしの交…
神奈川県立図書館所蔵CDピノックモーツァルト交響曲全集の今回は第3回目。第3集を取り上げたいと思います。 この全集は基本的に明らかに偽作というものははじいていまして、新全集で偽作の疑いの程度は収録しているというのが基本ですが、この第3集にはピノ…
今回のマイ・コレは、モーツァルトのクラリネット室内楽を二つ収録した、Arte Novaから出ていたアルバムです。 さて、そもそもクラリネットの室内楽というのもじつは珍しいものではあります。室内楽と言えば、たいてい弦楽のみあるいはそれにピアノが付くと…
今回のマイ・コレは、久しぶりにサウンド・トラックになります。銀河鉄道999エターナル・ファンタジーのサントラです。 銀河鉄道999はテレビ編の交響組曲を以前取り上げました。 マイ・コレクション:組曲 銀河鉄道999 http://yaplog.jp/yk6974/archive/218 …
今月のお買いもの、まず第1枚目はワイルのベルリン・レクイエム他です。へレヴェッヘ指揮、アンサンブル・ミュジク・オブリク他です。 これは横浜関内の「プレミア・ムジーク」で買い求めた一枚です。 ワイルは私が最近はまっている作曲家の一人です。ワイル…
今回の音楽雑記帳、久し振りにこんなテーマを取り上げてみました。 つまり、「帝国の3つのヴァージョンをそれぞれ第4楽章として、「帝国」を聴いてみよ〜」ということです。 コアですねえ。 さて、まず「帝国」には本来の第4楽章の他に、3つの異稿があること…
神奈川県立図書館モーツァルト交響曲全集ピノック/イングリッシュ・コンサート編の今回は第2回目となります。 この第2集には第7番から第9番、そしてヘ長調K.76(42a)、変ロ長調K.Anh.214(45b)、ニ長調K.81(73l)の6曲が収録されています。最後のニ長調K.…
神奈川県立図書館の所蔵CDを紹介するこのコーナー、今回から今度は12回にわたって再びモーツァルトの交響曲を取り上げます。今度の演奏はトレヴァー・ピノック指揮、イングリッシュ・コンサートです。 この演奏はピリオドになります。ピアノ協奏曲の時と同様…
神奈川県立図書館所蔵CDハイドン交響曲全集のアダム・フィッシャー版の今回が第3回目。第18集を取り上げます。 もともと、この全集を借りた理由はこの第18集にこそあったのです。この第18集には、第61番から第63番までが収録されています。そのうち、第62番…
今回のマイ・コレは、ブラームスのドイツ・レクイエムです。ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ウィーン・フィル他の演奏です。 すでに三大レクイエムを集めてしまっていた私ですが、もう一つ聴きたいなと思った曲が、このドイツ・レクイエムでした。ブラー…
今回のマイ・コレは、久しぶりに石嶺聡子のアルバムです。東芝EMIでの最後のアルバム、Imaginationです。 このアルバム、当時久しぶりだったんです。調べてみると、3年くらいアルバムを出していなかったんですね。 石嶺聡子 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E…
今回の音楽雑記帳は、以前も「想い」のコーナーで述べました、ズービン・メータ指揮、NHK交響楽団のチャリティー・コンサートにおける第九の演奏についてです。 今回はいわゆるネット配信の動画を見ています。ですので、「コンサート雑感」とはしませんでし…
ほぼ一か月ぶりにコンサート雑感をお届けします。今回は2011年5月28日にありました、中央大学音楽研究会管弦楽部の第65回定期演奏会の模様です。 いわゆる「中大オケ」です。以前、第九の演奏をご紹介しました。 音楽雑記帳:実力をつけた中大オケ http://ya…
神奈川県立図書館ハイドン交響曲全集のアダム・フィッシャー/オーストリア=ハンガリー・ハイドン管弦楽団の演奏によるものの今回は第2回目。第17集を取り上げます。 この第17集には第58番から第60番「愚か者」までが収録されれています。そうなんです、これ…
神奈川県立図書館所蔵CDハイドン交響曲全集、今回から三回にわたってアダム・フィッシャーとオーストリア=ハンガリー・ハイドン管弦楽団が演奏したヴァージョンをとりあげます。 実は、もともとはこちらで全部借りたかったです。ところが、これはすべてそろ…
神奈川県立図書館所蔵CDハイドン交響曲全集もいよいよ最終回の第35回目。第103番と第104番をとりあげます。このカップリングは全集でなくてもありますね。 今回も以下のサイトとウィキを参照しています。 ハイドンの交響曲 http://www.kanzaki.com/music/mw/…