2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧
神奈川県立図書館所蔵CDのドヴォルザーク弦楽四重奏曲全集の今回は第9集を取り上げます。収録曲は第14番と「糸杉」です。 ようやく最後の第9集までやってきました。 1896年に完成した第14番は、昨日少し触れましたが着手は第13番よりも早かったのですが完成…
神奈川県立図書館所蔵CDドヴォルザーク弦四全集も今回が第8回目。第8集まで来ました。収録曲は「アメリカ」と第13番の2曲です。 ようやく、彼の弦四では一番有名である「アメリカ」が出てきました。そう、アメリカというのはこんなにも後の作品だったのです…
神奈川県立図書館所蔵CDドヴォルザーク弦楽四重奏曲全集の今回は第7集です。第10番と第11番が収録されています。 この2曲はいかにもドヴォルザークらしい雰囲気が漂っています。第11番は幾分それが弱まっていると言われていますが、確かに第10番に比べればそ…
今回のマイ・コレはモーツァルトの宗教音楽全集の第8集です。聖三位一体の主日のミサK.167、シュパウル・ミサK.258、キリエK.89、オフェルトリウムK.222(205a)、オルガン・ソロ・ミサK.259の4曲とてんこ盛りです。 シュパウル・ミサとオルガン・ソロ・ミサ…
今回のマイ・コレは、モーツァルトの宗教音楽全集の第7集です。収録曲は「クレド・ミサ」と「聖体の祝日のためのリタニア」です。 クレド・ミサは以前エントリもあげていますが、リタニアは初めてご紹介するかと思います。 モーツァルト ミサ曲ハ長調K.257「…
昨日は体調を崩しましてアップを見送らせていただきました。ご心配をおかけいたしましたが、今日はなんとか大丈夫です。 それでは、いつも通り行きたいと思います。 今月のお買いもの、5枚目の今回はフィンジのクラリネット協奏曲他です。ナクソスから出てい…
コンサート雑感、今回は9月17日におこなわれた、PMS合唱団第27回公演についてです。 PMS合唱団とは、横浜市青葉区にある、フィリアホールを「本拠」とする「アマチュア合唱団」です。そもそも、1991年にヘンデルの「メサイア」を歌ったことからその名(Phili…
神奈川県立図書館所蔵CDドヴォルザーク弦楽四重奏曲全集の今回は第6集です。収録曲は第8番と第9番です。 そう、ウィキでいうドヴォルザークらしいと言われる曲になるわけです。 確かに、一つ突き抜けているように思います。しかしそれは形式とかではなく、あ…
神奈川権利図書館所蔵CD、今回はドヴォルザークの弦楽四重奏曲全集の第5集を取り上げます。収録曲は第6番と第7番の2曲です。 この二つまで来ますと、ドヴォルザークらしさが多少出てきているような気がします。4楽章制という構成的にも冒険せずかつ民謡を取…
今回のマイ・コレはモーツァルトの宗教音楽全集の第6集です。ミサ・ブレヴィスK.140とK.192、そしてミサ・ロンガの3曲です。 まず面白いのが、K.140が収録されているという点です。この曲はモーツァルトの作品と扱うかどうかが評価の分かれ目になる作品なの…
今回のマイ・コレは、モーツァルトの宗教音楽全集の第5集です。収録曲は孤児院ミサK.139とエクスルターテ・ユビラーテです。 孤児院ミサについては、以前特集した時に取り上げています。 モーツァルト ミサ曲ハ短調K.139(47a)「孤児院ミサ」 http://yaplog.j…
今月のお買いもの、今回はペルゴレージのスターバト・マーテルです。ソリスト、器楽合わせて7人という小編成です。 ペルゴレージはもともとオペラ作曲家だったのですが、後年は健康状態を悪くしてからは宗教音楽を作りました。むしろ合唱をやっている人にと…
今月のお買いもの、今回はバッハのゴルトベルク変奏曲のオルガン版です。エレーナ・バルシャイのオルガンです。 バッハのゴルトベルク変奏曲は1742年に出版されたチェンバロのための練習曲です。 ゴルトベルク変奏曲 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4…
コンサート雑感、今回は9月11日に行われました、宮前フィルハーモニー交響楽団の第33回定期演奏会を取り上げます。 一応、説明がてら宮前フィルのサイトのURLをご紹介しておきましょう。指揮者守谷弘氏を中心にして地域の有志がパソコン通信によって結ばれて…
神奈川県立図書館所蔵CD、今回はドヴォルザークの弦楽四重奏曲全集の第4集を取り上げます。収録曲は第4番と第5番です。 第4番はワーグナーの影響が強いと言われていますが、確かに第1楽章冒頭などはそういった点が色濃く出ていると思います。しかし、全体と…
神奈川県立図書館所蔵CD、今回はドヴォルザークの弦楽四重奏曲全集の第3集です。収録曲は第3番だけです。 ドヴォルザークの弦楽四重奏曲は、ここまでは比較的演奏時間が長いものが主流となっていることに気付かされます。ドヴォルザークの力の入れようが目に…
今回のマイ・コレは、モーツァルトの宗教音楽全集の第4集です。収録曲は、K.49、K.65、K.194、「雀ミサ」の4つです。 この4曲には二つの共通点があります。まず、ミサ・ブレヴィスであること、そして、グローリアもしくはクレドにソロによるアカペラ部分があ…
今回のマイ・コレは、モーツァルトの宗教音楽全集の第3集です。アーノンクール指揮、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス他の演奏で、つまり「ピリオド」演奏です。 この第3集は大ミサハ短調。以前もマイ・コレで取り上げていますし、またモーツァルトのミ…
今月のお買いもの、2枚目はスクリャービンの交響曲第3番と第4番です。ともに標題音楽として「神聖な詩」「法悦の詩」という名称がついています。 これを買い求めたのは、まず以前からスクリャービンの交響曲を全曲集めたいと思っていたこと、そして法悦の詩…
今月のお買いもの、まず一枚目はBCJのバッハ教会カンタータ全曲演奏シリーズの第48集です。収録曲は順番に第34番、第117番、第98番、第120番です。 いずれも1726年ころから1729年あたりにかけて作曲されたもので、実はこのCDでは年代が正確にはわかっていな…
神奈川県立図書館所蔵CDドヴォルザーク弦楽四重奏曲全集の今回は第2回目。第2集を取り上げます。 第2集では主に弦楽四重奏曲第2番が取り上げられています。カップリングとして二つのワルツと弦楽四重奏曲の断片が収録されています。 第2番もベートーヴェン的…
神奈川県立図書館所蔵CD、今回からしばらくドヴォルザークの弦楽四重奏曲の全集を取り上げます。今回はまず第1集です。 この全集はプラハ弦楽四重奏団の演奏です。名盤の誉れも高い演奏です。 実際、図書館にはこれとドヴォルザーク全集に入っているものと二…
今回の神奈川県立図書館所蔵CDは、三度スクリャービンです。今回は法悦の詩とプロメテ、そしてピアノ協奏曲です。指揮はブーレーズ、オケはシカゴ交響楽団です。 法悦の詩はすでにスヴェトラーノフ指揮USSR交響楽団のものをご紹介していますが、重複してでも…
今回のマイ・コレは、モーツァルトの宗教音楽全集の第2集を取り上げます。収録されているのは戴冠ミサとヴェスペレK.339です。 あれ、またですかという方は私のブログをよく読んでおられます。はい、実はこれは戴冠ミサが収録されるときには必ずと言っていい…
マイ・コレクションのコーナーは、今回から13回にわたってモーツァルトの宗教音楽全集を取り上げます。 この全集はニコラウス・アーノンクールが指揮だけではなく監修までしているもので、学術的な価値も高いものです。そのせいか、この全集は神奈川県立図書…
音楽雑記帳、今回は数字のお話をしたいと思います。 丁度今、上野の東京国立博物館で「空海と密教美術展」を開催しています。 「空海と密教美術」展 http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1393 仏教で数字が関係するのかという意見もあるかも…
今年も、夏の甲子園が終わりました。今年の優勝校は日本大学第三高等学校です。 この高校には応援歌が3つあります。え、なぜそんなことを知っているかって?それは私が卒業生だからです。 今月のお買いもの:ブラバン!甲子園4 http://yaplog.jp/yk6974/arch…
神奈川県立図書館所蔵CD、今回はショパンのピアノ協奏曲第1番と第2番です。アルゲリッチのピアノ、シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団の演奏です。 これを借りたのは、伏線としてショパンのピアノ作品全集を借りたことがきっかけになっています。…
今回の神奈川県立図書館所蔵CDはスクリャービンの交響曲第1番です。ムーティ指揮、フィラデルフィア管弦楽団他の演奏です。 この曲は演奏機会が少ない曲なのだそうですが、私としてはスクリャービンという作曲家がどんな作曲家をリスペクトしていたかがよく…