2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧
今日は第9番と第10番の二つを取上げます。なぜなら、共に作品14だからです。 この二つがなぜ作品14としてまとめられたのかは、少なくともウィキペディアを参照してみた限りではわかりません。ただ、通して聴いて見ますと、ともに長調であるがゆえに、ひとつ…
今日からベートーヴェンのピアノソナタに戻りたいと思います。今日は第8番「悲愴」です。 悲愴といいますと、交響曲ではチャイコフスキーを思い浮かべますが、ベートーヴェンのピアノソナタにもあるのです。 悲愴という名にふさわしく、第1楽章は「グラーヴ…
今日はピアノソナタを中断し、一枚のCDをご紹介いたします。それは、2002年に小澤征爾がサイトウ・キネン・オーケストラを指揮した第九です。 この演奏はCDだけでなく、DVDにもなりました。そして、さらには演奏会当日に大型スクリーンで生中継され、お台場…
今日は、ピアノソナタ第7番です。この曲は作品10三部作のうち唯一の四楽章形式です。 ただ、聴いてみた感想からいいますと、第3楽章と第4楽章はほぼ同じと考えてもいいのではと思いました。確かに、第3楽章はメヌエットですし、第4楽章はロンドと別れていま…
さて、今日はピアノソナタ第6番です。この作品も三楽章形式です。始めは静かにタータタン♪と始まります。うーん、これは第5番と続けて聴いてみると面白いかもしれないなと思い始めています。確かに、CDも20番、19番、4番、5番とこの6番がカップリングです。 …
さて、今日はピアノソナタ第5番を取上げます。第5番〜第7番までは作品10の三部作です。面白いのは、第5番と第6番は三楽章形式、第7番は四楽章形式という折衷になっている点です。 第5番は形式的にはそれまでのピアノソナタと同じなのですが、第1楽章を聴きま…
今日は、ピアノソナタ第4番です。ようやく登場ですねー。本当に紛らわしいです。 この曲も4楽章です。ここまでこれを含め6作品取上げましたが、通常の3楽章形式はひとつもありません。そんなところから、ベートーヴェンの意気込みを私は感じます。 だん…
今日はピアノソナタ第20番と第19番と二つ取上げます。え?第4番じゃないのっていう、ア・ナ・タ。その気持ち、よーくわかります。私もCDの装丁を見たときに「え?間違ってるんじゃないの?もしかすると、収録時間の都合上か?」って思いましたから。 し…
今日は、第3番です。ハ長調という、ナチュラルな調性で書かれています。本来、ハ長調はミサ曲で使われることが多い調性ですね。そこがおもしろいです。これも4楽章形式で、作品2三部作の最後を飾る曲です。 おそらく、この三部作を初めて聴いた人たちはび…
さて、今日はピアノソナタ第2番です。この曲は一転して明るく、第1楽章などはまるで小鳥が歌っているようです。でも、既にベートーヴェンらしい陰影があり、私たちを彼の世界へと引き込んでいきます。 全曲聴いて見ますと、4楽章形式というのは初期に多く…
予告どおり、ベートーヴェンのピアノソナタを順番に取上げます。ピアノ三重奏曲は、またの機会に譲ることにします。 実は、その理由がピアノソナタ第26番「告別」を取上げたいという、非常に個人的な理由にあるのですが、お許しください。 さて、今日はピ…
予告どおり、ブルックナーを取上げました。これは、はっきり言いまして、衝動買いでした。 衝動買いはずいぶん久しぶりのような気がします。それだけ、経済状況が好転したということでもあるのですが・・・・・ といっても、昔は衝動買いをするときには、万…
今日は一転、バッハを聴いています。先日も申しましたが、これが予約していた一枚です。 収録されているカンタータは以下の4曲です。 ・カンタータ第65番「人々シバよりみな来たりて」BWV65 ・カンタータ第81番「イエス眠りたもう、われ何を望むべき」BWV81 …
先日、リサイタルで聴いたハンマークラヴィーアですが、ようやく冷静に聴けるようになりました。 図書館で借りてきた中にハンマークラヴィーアがあるのですが、それが最初なかなか違和感がありまして・・・・・ もちろん、演奏はいいのです。ピアニストは山…
ベートーヴェンのピアノソナタ、全曲収集が完了しました。 いや、本当にものすごいペースでした。最近、取り付かれたように集めています。 選帝侯ソナタまで聴きましたが、これでまた視野が広がったように思います。 交響曲、協奏曲、弦四、そして、ピアノソ…