今日は、ピアノソナタ第4番です。ようやく登場ですねー。本当に紛らわしいです。
この曲も4楽章です。ここまでこれを含め6作品取上げましたが、通常の3楽章形式はひとつもありません。そんなところから、ベートーヴェンの意気込みを私は感じます。
だんだんと、いわゆるベートーヴェンらしい転調を感じることができ、順番に聴くこともとても楽しいですね。
青年ベートーヴェンが、作品ごとに成長しているような気がします。もちろん、全作品すばらしいのですが、全作品を聴いた上でもう一度俯瞰しなおして見ると、深みが作品ごとに増しているように思います。
全体的に明るさが支配し、いかにも青春という感じがして、すでに四十台にならんとする私などは恥ずかしいくらいですが、私自身ももう一度青春に戻ったつもりで生きてみようか!と前向きになれる曲です。
しかし、弾いている山根弥生子さんもかなりのお年のはずなのに、はつらつと弾いていらっしゃるのが演奏から感じられ、そのあたりがすばらしいです。人間、ふけるのは肉体的にではなく先に精神的になのではないかと思うくらいです。
私ももう歳だから、なーんて言ってはいけないなって思います。でも、やはり体が・・・・・
うん、体は動かないが、気持ちだけは若くいよう、と思います。でも、体が動かない以上、限界はあるわけですから、無理をせず、でも、気持ちは若くもとうと思います。
山根さんのように若くいることが目標です。
追伸
昨日は久しぶりにベートーヴェンの交響曲を聴きたいと思いまして、第九を聴きました。マイミクさんでリンクを張らせていただいておりますPastoraleさんに触発されまして、昨日所要があった折、電車の中で聴いていました。
そうしましたら、WBCで日本がキューバを破り、決勝ラウンド進出が決まりました!
そして、今日は韓国を破り一位通過が決定!うれしいかぎりです。それを願って聴いていたわけではないのですが、是非侍ジャパンが「歓喜の調べ」を奏でることができるよう、応援したいと思います。
明日、仕事に行くときも聴くことにします!