かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

音楽雑記帳:なんと!異なるフォルダから音楽ファイルを並べて演奏させることができるTune Browser

音楽雑記帳、今回は以前取り上げました音楽再生アプリ、Tune Browserを取り上げます。

リサンプリングして聴きたいと以前インストールした、Tune Browser。使っているうちに、リサンプリング以外にも様々な特徴があることがわかってきました。今回はそのうち、異なるフォルダから音楽ファイルを持ってきて演奏させることができるか?というものです。

通常、PCで使う音楽再生アプリの場合、異なるフォルダからファイルを持ってきて演奏させることはできないことが多いです。なぜなら、管理ソフトになっていることが多いからです。つまり、大抵はPC内のデータと紐づいており、それゆえそのデータが格納されている場所にある通りにしか演奏してくれません。windows mediaや後継のメディアプレイヤー、そしてSonyのMusic Center for PCも同様です。

ですが、実は以前のi Tunesは並び替えて演奏できたのです!これは実は、音楽ファイルで聴いていた私にとっては非常に便利な機能でした。自分でライブラリを作りたいとなったときに、データはそのままにしておき、演奏するときだけアプリ上で並び替えれば、好きなように聴けたからです(たとえば、第九の演奏を一つのテーマで並べて聴くとか、です。まあ、そんなもの好きは私しかいないとは思いますがw)。

ですが、多くの場合、そんな必要はないんですが、しかしCDからリッピングしたデータを聴く場合、1曲が長くて二つに分かれる場合、途中で切られることがあります。マーラー交響曲や、バッハの受難曲などがその典型です。そうなると、以前なら以下の二つのどちらかを選択せねばなりませんでした。

①別れたものを一つにまとめなおす
②しょうがないからそのまま分かれたまま聴く

①を選択する場合、時にはファイル一つ一つを編集せねばなりません。ファイルの番号や、アーティスト欄などを統一しないと、ランダムに演奏する(シャッフルする)可能性があるからです。なので、携帯音楽プレーヤーに入れる場合以外は、分けて演奏させることが多かったのです。

先日取り上げた、エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮レニングラードフィルハーモニー管弦楽団演奏の、チャイコフスキー交響曲第5番は、短いにも関わらず後期交響曲集としてまとめられたCDであるがゆえに、第1・2楽章が1枚目、第3・4楽章が2枚目に収録されることとなり、そのままリッピングすると、フォルダが分かれることとなりました。さて、どうしたものか・・・・・

こういう場合、とりあえずやってみることがあります。それが、異なるフォルダから音楽ファイルをドラッグアンドドロップしてアプリに入れた場合、通して演奏できるか?というものです。そもそも、異なるフォルダからドラッグアンドドロップできるか?がまず先に検証することになります。

結果は・・・・・異なるフォルダから、並べてドラッグアンドドロップすることが出来たんです!以下はそのスクリーンショットです。

ね!できているでしょ?二つのフォルダから持ってきたことがわかるように、二つに分かれてはいますが、しかししっかりと順番に並びました。ですが一つにすることはできなかったのです。そうなると、今度は「これを順番に通しで鳴らすことは可能なのか?」が問題になります。

その結果は・・・・・可能でした!見事に、通して演奏してくれたんです!これはすごい!まるでi Tunesです。おそらくですが、製作者のtikiさんは、i Tunesに似せて作ったのでは?と思います。現在、i TunesはwindoesPCでは使えなくなっていたと記憶しています。あるいは、異なるフォルダから音楽ファイル引っ張ってくることもできない仕様になっていたはずです。ですが、Tune Browserはできてしまったんです!そのため、windowsPCで無料でかつてのi Tunesのように使えるアプリが欲しくて、自分で作ってしまったのだと思います。

まず初めはくり返しなしで再生させましたが、うまくいきました。そして今、繰り返しで聴いていますが、見事通して再生しているのです!はじめは一つ目のフォルダから選んだファイルだけをくり返し再生すると思い避けていたのですが、繰り返しで再生(Tune BrowserではREP:A)してみると、それでも第1楽章から第4楽章まで通して再生してくれています。

くり返しの部分が点灯し、REP:Aとなっているのがわかると思います。

こんな便利な機能があるとは、今まで知りませんでした。やはり、使い込んでいかないとわからないことってありますね。実は、もう一つ紹介したい機能があるのですが、それはまた別の機会で。

 

 

地震および津波、水害により被害にあわれた方へお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方のご冥福と復興をお祈りいたします。同時に救助及び原発の被害を食い止めようと必死になられているすべての方、そして新型コロナウイルス蔓延の最前線にいらっしゃる医療関係者全ての方に、感謝申し上げます。