かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

音楽雑記帳:PCでCDを排他モードで聴くにはPowerDVD

音楽雑記帳、今回は再びPCにおいて排他モードで聴くことを取り上げます。

排他モードって何?という方は、私のこのエントリを参考にしていただければと思います。簡単に言えば、通常PCで音楽を聴く場合、デフォルトのメディア・プレイヤーではミキサーを通すため「音を作っている」ことと同じなので、音質が落ちるので回避して直接音声データをスピーカーから出しましょう、ということで、そのモードを排他モードと言います。

ykanchan.hatenablog.com

上記エントリを書いたときはwindows10だったのですが、最近PCを買い替えたらwindows11になっており、そうなると排他モードがデフォルトになっているので、いろいろ不都合が出てきたというのが以下のエントリです。

ykanchan.hatenablog.com

私は基本、アップスケーリングして聴きますのでそれで不都合が起きているわけですが、何もアップサンプリングしなくてもPCでCDを聴く場合でも、何もしなければカーネルミキサーを通すことになります。備え付けのメディア・プレイヤーで聴くことになるからです(つまり、音質はデッキに劣ります)。ですが私の場合、アップサンプリングが前提だったがため、CDをPCに入れて自動再生するようにしていません。必ずアプリを選ぶように設定してあります。そのアプリをソニーのHi-Res audio playerにしようとしたらできなかったというのが上記エントリです。

ですが、あきらめていたわけではありません。通常、PCでCDを聴こうとすると、自動再生にチェックを入れていなければどのアプリで再生しますかとリストを出してPCがきいてくるようになっているはずです。そのリストにPowerDVDが入っているのを、私は見逃していなかったのです。

え?DVDとついているからそれはDVDを見るためのアプリでしょ?と思う方もいらっしゃると思います。CyberLink社のPowerDVDは確かにDVD再生のためのアプリですが昔からDVD再生アプリは決してDVD専用ではなくCDも聴けるようになっています。むしろ以前のPCにはPowerDVDが入っておらず、動画再生はフリーウェアをインストールしていたくらいです。そのためCD再生はアップサンプリングすることもありソニーのHi-Res audio playerにしていたわけですが、使えない現在では、新に探さねばならないわけですが、PowerDVDが入っているのであれば、選択肢の一つなわけです。

そこで、「PowerDVD 排他モード」で検索したところ、以下のエントリがヒットしたのです。

mitchhaga.exblog.jp

ちなみに、2つ前のPCにはPowerDVDが入っており、DVDはそれで楽しんでいたのです。ですが音楽はデッキで聴いていたので、さほど重要視していなかったのですが、PowerDVDでもCDなど音楽再生ができることは知っていました。そのため、今回のPCにPowerDVDが入っていることを見逃さなかったのです。

さて、PowerDVDをはじめDVD再生アプリにも音声に関する設定項目が入っているのが普通です。PowerDVD、上記のエントリでは17が取り上げられていますが、もちろん音声に関する設定項目があり、そこに排他モードが選択できると書いてあるのです!

となれば、排他モードで聴くにはPowerDVDを使えばいい、ということになりますが、上記の方が苦労したように私も苦労する可能性(特に私の場合はさらに古い14)があったため、まずは排他モードに設定して、音楽を鳴らしてみることにしました。すると、通常モードではアプリ上でも音声ヴォリュームが調整できるように表示がされていたのですがその表示は暗転。そのうえでyoutubeなどで音声が出るかを確かめたら、出ません!PowerDVDの音声だけなんです!これで、排他モードで音声が出力されていることが確認できました。見事に成功です。

そのうえで、私が使っているのはソニーのポータブルスピーカーSRS-HG10。デッキにDEEE HXを搭載しているとされるものです。ただ、ソニーの公式ではMusic Centerでとなっているのでどこまで本当かはわからないんですが、いずれにしても排他モードで聴きますと音声にどこか頭打ちのような感じがあったのが取れて、クリアかつ臨場感あふれる音声に変わりました。もしかするとDSEE HXが作動しているのではと思います。作動していないにしても、音声は備え付けのメディアプレイヤーに比べれば素晴らしく、デッキはいらないねと思うくらいになりました。楽章を読み込むときにいったんPCの動きが鈍るので、おそらくDSEE HXが作動していると想像しています。実際、サイモン・ラトル指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽が演奏するベートーヴェンの運命を再生して第3楽章と第4楽章を続けて再生した時、ギャップが発生しました。なので連結されている楽章をアップスケーリングして再生する場合はリッピングの際連結させて、音楽ファイルとして聴く必要がありそうです。新しいPCはメモリが16Gなのですが、それでもギャップが発生するということはアップスケーリング再生はそれだけメモリを使っていると考えてよさそうです。

皆さんもPCにおけるCD再生でもっと高音質で再生したいなと思われる方は是非PowerDVDを試してみてはいかがでしょうか?残念ながら案件ではないので私の名前で割引とかして差し上げることはできませんが、基本的な機能は無料でも使えるようです。Cyberlink社のサイトで無料版をダウンロードできます。ただ無料版は30日間だけなので、その点は要注意です。その意味では決済方法も銀行振り込みやコンビニ支払いまでありますので私としてはいきなり購入もおすすめです。またお使いのPCにプリインストールされているかもしれませんのでご自身のPCにすでにインストールされていないか、「Cyberlink PowerDVD」でPC内検索してみてくださいませ。単にPowerDVDとだけだと例えばエクスプローラーで探す場合、windows11だとPの項目に入っておらずCの項目に入っていますので要注意です。

地震および津波、水害により被害にあわれた方へお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方のご冥福と復興をお祈りいたします。同時に救助及び原発の被害を食い止めようと必死になられているすべての方、そして新型コロナウイルス蔓延の最前線にいらっしゃる医療関係者全ての方に、感謝申し上げます。