かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

音楽雑記帳:windows11におけるリッピングやファイル変換、どーする?

音楽雑記帳、今回はwindows11になってからのリッピングについて語りたいと思います。

windows11になってから、音楽を聴くのに不便になったのは、特にCDを聴く場合です。アップサンプリングをしないなら問題ないんですが、CDを高音質で聴きたい、あるいはアップサンプリングしながらストリーミングで聴きたいとなるととたんに不便なのです。確かにwindows11では音質はよくなったんですが、カーネルミキサーを通すことはなくなっていないようですし、排他モードでは難しいようです。試しにメディアプレイヤーでCDを聴きながらyoutubeの動画を見ようとすると音声が聞こえます。ということは排他モードになっていない、ということなんです。しかし、wondows11では排他モードがデフォルト(通常)になっています。これはどういうことか?

ネットで検索しても出てこないんですが、おそらくは、メディアプレイヤーではOSでは排他モードが基本だけれども、排他モードではなく再生するようセットされており、それは解除できないのがデフォルトである、ということです。それにしても、ソニーのSRS-HG10でソニーのHi-Res Audio Playerとかが排他モードで使えないというのは、本当に困ったことです、はい・・・・・とりあえず、時間がたてば解決するかもしれないので、インストールしたままにしてありますが。

一方で、さらに困ったことは、リッピングなんです。実は今までCDをリッピングするアプリはCDex一択でした。CDexは以前も紹介しましたが優れたアプリで、CDを希望の音楽ファイルでリッピングできるだけでなく、トラックを連結してリッピングできる点が、クラシックを聴く私にとっては優れた点でした。例えば、ベートーヴェン交響曲第5番「運命」第3・第4楽章などは続いていますが、あれが二つになりますとPC上では問題ないはずですがスマホではDSEE HXを動作させるとギャップが入ってしまいます。なのでCDexがあることは私にとっては福音だったのです。

ところが、windows11になりインストールしようとしたのですが、失敗。いくらやってもDLできず、挙句の果てはクリックしても反応しないというところまで行っています。一応、windowsセキュリティは動作させていますが、これが悪さしているのかもわかりません。windows10の時も基本はwindowsセキュリティだったのでできないとなればそれはwindows11だからできないと解釈すべきです。

となると、特に「トラックをつなげ一つの音楽ファイルにする」アプリを導入しないとということになるわけです。だいぶ昔に戻ったなあという気が・・・・・これって、mp3の時代ですからねえ。まあ、flacであってもアップサンプリングとかしなければスマートフォンで聴くにも(特にソニーXperiaなら)問題ないんですけどね。つまりは、アップサンプリングとかして聴いている人は少ないということになるのでしょう。

あるいは、CDをリッピングするときにアップサンプリングしてリッピングする、ですね。そうなると、以前とは状況が違ってきます。さて、リサンプリングといいますがそれはデッキで?それともリッピングで?

デッキでというのは、私の場合はPCならTuneBrowserのResamplerか、スマホならソニーのDSEE HXか、ということになります。このほうが自然でいいという人もいるのですが、私としてはリッピングするときにアップサンプリングとアップスケーリングを行ってリサンプリングしてしまうという方法も捨てきれないと思います。以前ご紹介したbdpoweramp Music Converterです。これはbitは16のままであると以前ご紹介したのですが、どうやらそれは無料版であるようで、有償版だと192kHz/24bitでリサンプリングされるそうです。そして以前はWAVだけでしたがflacにもアップスケーリングの上リッピングできるようになりました。

av.watch.impress.co.jp

suitbasser.blogspot.com

これなら、CDから音楽ファイルをリッピングしてなら、ベートーヴェンの「運命」や「田園」も問題なさそうです。がもう一つの問題は、図書館から借りてきてすでにWAVでリッピングしてある音楽ファイルはどうするか、です。以前はupconvというアプリをご紹介しましたが、これは音のピークがそろってしまうため自然さが失われるのが欠点です。

そのため、方法としては波形編集ソフトをインストールしてファイルを連結するという、上記で触れましたmp3時代の代物を使うというものです。dbpowerampにもあるようですが使いにくそうではあります。それ以外でもフリーウェアであるのでなんでもいいと思います。波形編集ソフトに関してもいろいろ出ており、下手すれば動画編集アプリでも可能なので、これも面倒ではありますがそれほど問題にしなくてもいいかもしれません。私は一応Audaityをインストールしました。直感的にできるうえに例えば「運命」でしたらまず第3楽章のファイルを放り込み、その後第4楽章のファイルを入れて作業すれば連結できることが魅力だからです。

www.gigafree.net

そしてもう一つは、連結できたとしてそれはWAVじゃないとできません。連結したファイルを今度はWAVからflacへと変換させる必要があります。PCならWAVのままでいいのですが、ソニーXperiaだと古いものはそうはいきません。最新機器なら問題ないかもしれませんが、現在私が使っているXZ3だとflacであってもファイルが連結されていないとギャップが発生します。メモリの処理能力が低いことがおそらく原因だと以前書きました。そうなると、可逆圧縮であるflacへと変換する必要があります。これもしらべるとフリーウェアでいくらでもアプリがあるようなので、インストールが必要でしょう。

いずれにしても、今までならCDexでワンストップだった作業が、いろんなアプリを使わないといけなくなったのは痛いですねえ。とりあえずまとめますと、windows11だとベートーヴェンの「運命」第3楽章と第4楽章の場合、

①CDがある場合、有償版dbpowerampをインストールして、アップスケーリングの上flacへ変換するようリッピング。聴く場合はアップサンプリング等をアプリ上でやらない
②CDがなくてWAVだけの場合で連結されていない場合、まずファイルを連結したうえで別のアプリにてWAV→flacへと変換。聴くときにはDSEE HX等を動作させる

ということになるかとおもいます。


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