かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

今月のお買いもの:飯森範親指揮日本センチュリー交響楽団によるハイドン・マラソン14

今月のお買いもの、令和4(2022)年4月にe-onkyoネットストアにて購入しました、飯森範親指揮日本センチュリー交響楽団によるハイドン・マラソンの第14集です。

この第14集には、第85番、第23番、第20番が収録されています。第85番はパリ時代、第23番がエステルハージ家へ仕えていた時代、第20番がエステルハージ家へ仕えた時かそれ以前かという作品です。つまり、さかのぼっているということになるんですが・・・・・

残念ながら、ソニーのMusic Center for PCで聴きますと、若い番号順で再生されてしまいます。まあ、全くバラバラというわけではないのでまだいいのですが、このアルバムを編集した意図は全く無視ということになってしまうので、これはどうにかならないのかなあとずっと思っています。

とはいえ、演奏は生き生きとしたもので、音楽はそもそも楽しいものだ!という信念が伝わってきます。とにかくハイドン交響曲は曲数が多いだけになかなか全曲演奏に踏み出すオーケストラも少ないこともあって、こういう企画は私自身食いついてしまいます。できれば大阪まで聴きに行きたいくらいなのですが、何しろ病気で体が不自由なもので・・・・・

そんな悶々とするときに、このような楽し気な演奏が聴けることは喜びなのです。つい体でリズムを取ってしまいます。あまり首を上向きに動かしてはいけないのに、「西新宿のおっちゃんの歌」のように動かしてしまいます・・・・・もう手術は決めているのでいいですが。

ハイレゾはその場を忠実に再生するものではないですが、限りなく安価でその場に近い「音場」を再生するものです。まるでいずみホールの客席にいるかのように思わせてくれるその技術力と、日本センチュリー響のふくよかな響きとが相まって、行動範囲が狭い私をコンサートホールまで連れて行ってくれるかのようです。その意味では、いい時期に病気になったものだと思います。

第15集も、楽しみで仕方ありません。

 


聴いているハイレゾ
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン作曲
交響曲第85番変ロ長調Hob.I:85「王妃」
交響曲第23番ト長調Hob.I:23
交響曲第20番ハ長調Hob.I:20
飯森範親指揮
日本センチュリー交響楽団
(Exton ovcl0778 flac192kHz/24bit)

地震および津波、水害により被害にあわれた方へお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方のご冥福と復興をお祈りいたします。同時に救助及び原発の被害を食い止めようと必死になられているすべての方、そして新型コロナウイルス蔓延の最前線にいらっしゃる医療関係者全ての方に、感謝申し上げます。