かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

今月のお買いもの:飯森範親と日本センチュリー響によるハイドン交響曲全集12

今月のお買いもの、令和3(2021)年9月に購入したものをご紹介します。e-onkyoネットストアにて購入しました、飯森範親指揮日本センチュリー交響楽団の演奏によるハイドン・マラソンの第12集です。ハイレゾ192kHz/24bitです。

なので、音を鳴らした途端の解像度は素晴らしい!できれば2ウェイで聴きたいですね。第75番第1楽章最終部の疾走はもっと細かい解像度で再現してくれると思います。

それにしてもです、こういう演奏を聴くために、私は生還した、生き残ったと思うんです。Covid-19に罹患したときはもうこれからどうなるんだろうと不安でしたが、細かいことが雑になりながらもとにかく命だけは救うんだという医師、そして看護師などの方々を見ていると、絶対に生きねばならん!と思いました。

その結果、こうやって素晴らしいハイドンの演奏が聴けることは本当に喜びです。とはいえ、実は罹患しなければ日本センチュリー交響楽団の演奏を仕事の兼ね合いがありますが明いていればオペラシティまで聴きに行こうかとも考えていた矢先でした・・・・・

それもあって、9月は何をDLしようかと思った時、この第12集が出ていることを知り、ならばと購入したのがこれです。そしてその演奏のなんと生き生きとそして溌溂としていること!生き抜いてよかったと思う瞬間です。

され、この第12集には第83番、第79番、第75番、そして「薬剤師」序曲を間に挟むという内容になっており、交響曲は主にハイドンモーツァルトの存在そして作品を知った後の作品が並んでいます。すでに円熟の域に達したはずのハイドンがもう一度新しいものにチャレンジしていった作品達です。特に第83番「めんどり」では繰り返しで思わず「やりやがったなwwwww」とにやりとする場面すらある作品です。それをオケが嬉々として演奏している様子が伝わってくるのは素晴らしいと思います。

そう、ハイドンの作品は楽しんでなんぼだと思います。そういう演奏が日本のオケでは少なかったのですが、日本センチュリー響の演奏でその「楽しんでいるのが演奏から伝わる」演奏として聴けるのは本当に幸せです。

「薬剤師」も薬局に来たかわいい女性をめぐるドタバタ劇。ならば楽しまないでどーすんの?という点もあります。そこも楽し気なのもいい!とここまで称賛の嵐なのですが・・・・・

Music Center for PCの、曲順がバラバラになるのはどーにかしていただけないんでしょうかねえ。ハイレゾでは初めて現出したのですが、私が主宰している鑑賞会では結構最近頻繁に起きるのですよねえ。確かに全体像はつかめますし一応交響曲1曲のなかでバラバラになっている様子はないのでほっとしていますが、本来のアルバムの曲順は

第83番
第79番
「薬剤師」序曲
第75番

なのですが、Music Center for PCでは
「薬剤師」序曲
第75番
第79番
第83番

と、ほぼひっくり返っているような状態。これはどうにかしないといけないんじゃないんですか?私たちユーザーサイドでどうにかできるんだったらやりますが、私の場合そのアルバムを聴くだけドラッグアンドドロップでもってきておりプレイリストを作らないので、それでも元のアルバム通りに再生していただけないのはちょっとなあ、と思います。せっかくDSEE HXといういい機能がついているんですから、もったいない気がします。

できれば、これは次のヴァージョンで改善されることを望みます。おそらくDL順、つまり作成時間順で並べるように仕様しているんだと思いますが、それを改正して、明らかに曲順で並べるというようにしていただきたいと思います。せっかくのいい演奏がそれだけでちょっとだけストレスです。

 


聴いているハイレゾ
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン作曲
交響曲第83番ト短調Hob.I:83「めんどり」
交響曲第79番ヘ長調Hob.I:79
歌劇「薬剤師」Hob.Ia:10より序曲
交響曲第75番ニ長調Hob.I:75
飯森範親指揮
日本センチュリー交響楽団
(Exton ovcl00756 192kHz/24bit)

地震および津波、水害により被害にあわれた方へお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方のご冥福と復興をお祈りいたします。同時に救助及び原発の被害を食い止めようと必死になられているすべての方、そして新型コロナウイルス蔓延の最前線にいらっしゃる医療関係者全ての方に、感謝申し上げます。