かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

東京の図書館から~小金井市立図書館~ブロムシュテットが振るシベリウス交響曲全集1

東京の図書館から、今回から4回に渡りまして、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮サンフランシスコ交響楽団によるシベリウス交響曲全集をとりあげます。

シベリウス交響曲と言えば、カラヤンベルグルンド、そしてネーメ・ヤルヴィという3人の指揮者が念頭に浮かぶかと思いますが、このブロムシュテットのものも結構人気ではあります。

一応、全集はこのブロムシュテットベルグルンドで持っている、ということになりますが、どちらも図書館という・・・・・シベリウス交響曲に本格的に興味を持った時には、すでに図書館通いをしており、かつ棚もかなり余裕が少なくなっていた時期でしたので、それは自然の成り行きとなりましたが・・・・・

小金井市立図書館はそれほど全集が充実しているとはいいがたいのですが、意外にもこのシベリウスだったり、ブラームスだったり、はたまたマーラーだったりと、後期ロマン派の作曲家の交響曲全集は充実しています。これもそんな中の一つです。

まず第1集には、第1番と第7番という、最初と最後が収録されています。第1番はかなり後期ロマン派の香りがする作品ですが、第7番はむしろ単一楽章になるなど20世紀音楽の影響を受けている作品です。どちらもシベリウスらしい「雰囲気」を持つ作品ではあります。

特に第1番はまだフィンランドが独立していない時代に作曲されたことから、どこか愛国的な雰囲気も感じられる作品です。クライマックスの悲劇的な感じも、どこか当時の祖国、そして自分自身を投影しているかのようで、いきなりカウンターパンチを効かせるような作品。

そんな二つの作品を、ブロムシュテットのタクトとサンフランシスコ響のサウンドは引き締まったテンポと豊潤な響きにより世界を構築しています。ロマンティシズムも多分にある第1番は耽溺せずにしかししっかりと浸ってもいるという器用さ。第7番はテンポを大切にしながらしっかりとその形を明示し、それを聴衆と分かち合い、聴衆に対して「貴方はどう受け取るのか?」と投げかけてきます。まさにプロの演奏。

録音もとてもよくて、Music Center for PCでDSEE HXをかけてハイレゾ相当で聴きますと、まさにコンサートホールがそこにあるかのよう!こういう録音はアップサンプリングしなくてもアプリでアップサンプリングできるので楽なのですが・・・・・意外とファイルをアップさんブリングするのはPCでもメモリを占領するので面倒なんですよね。それを再生しながらやってくれれば本当に楽です。ただ、ファイルをアップサンプリングしたほうがノイズが消えることも多いので、選択肢として外せないんですけれどね・・・・・

この録音はその必要はなさそうです。その点でも及第点ですね。

 


聴いている音源
ジャン・シベリウス作曲
交響曲第1番ホ短調作品39
交響曲第7番ハ長調作品105
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
サンフランシスコ交響楽団

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