皆さんは、パソコンで音楽を聴くことってありますか?
え、そんなの当たり前だ、もうyou-tubeだって当たり前だし、って?
なるほど〜。
実は、私はつい2年ほど前までは当たり前ではありませんでした。聴くなら、コンポーネントでCDをかけて、という形でした。ふる〜
それが、いろんないきさつで今はおもにパソコンで聴いています。ただ、やはりどうしてもコンポと比べますとね・・・・・
ただ、その原因はどうやらパソコンのせいではないのでは?と最近考えています。
パソコンで以前から聴いていらっしゃる方々はおそらく何を言いたいのかうすうすお分かりかもしれませんが、そう、使っているソフトに問題があるのでは?と思っています。
私はいくつか再生可能な音楽ソフトを使っていますが、そのうち再生専用として音楽を聴くときに使っているのは、WMPとiTunesです。しかも、それは使い分けをしていまして、WMPはCD、iTunesはファイルと分けています。
そう分けている理由は簡単に言いますと携帯音楽プレーヤーであるauの携帯電話の関係なのですが、長くなりますので省きます。そこで問題なのが実はiTunesです。
iTunesは音質がいいといわれていますが、欠点としてパソコンのメモリを結構使ってしまうことと、録音レヴェルが小さいものだとかなりヴォリュームを上げないといけないという点があります。この2点、結構私の環境では問題ありまして^^;
WMPでファイルを聴かない理由は、まず上で述べましたとおり携帯音楽プレーヤーであるauの携帯電話との関係に加え、もうひとつWMPの操作性にあります。
私のWMPのヴァージョンは古いですが好評な10.0です。ただ、これも欠点を抱えていまして、ファイルをもともとの順番で演奏させるには実はコツが要ります。必ず最後の曲から選択させないといけないというものです。これは長らくCDをコンポで聴きなれてきた私にとりましては衝撃でした。
何で、第1曲目から選択してはいけないのか・・・・・・
それが、iTunesなら明確です。最初から選択すれば普通に第1曲目から演奏してくれます。しかし、WMPではそうするためには最後の曲から選択してインポートしなくてはいけません。
ですので、2年くらい私はiTunesを使ってきましたが、どうも何かが違う・・・・・いわゆる、音の拡がりというものがいまいちに感じたのです。イコライザをつければ問題ないですが、なしではクラシックですととたんに差が出ます。
クラシックの場合、室内楽のようにヴォリュームを絞って聴く場合と、ブルックナーのようにフルオーケストラの曲の場合は逆にヴォリュームをあげて聴く場合と二つあると思います。しかし、iTunesではそのヴォリュームを上げてというときになかなか上げきれないという欠点を抱えます。
おかげさまでブルックナーは殆どを友人からCDを譲り受けましたが、これからは自分で他の演奏を集めるという場合、もしかするとそれは県立図書館で借りてきてWAVEファイルで聴く場合も出てくると思います。で、実はWMPはそこまでヴォリュームを上げなくても充分聴くことができるということをCDなどを聴いてわかっていました。
そこで、WMPを音楽ファイルで徹底的に試してみました。聴いた曲は、サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン」、モーツァルトのクラリネット協奏曲、ブラームスのダブルコンチェルト、ベートーヴェンのトリプルコンチェルト、そしてラヴェルのピアノ協奏曲で、実はいずれも神奈川県立図書館で借りてきましてWAVEファイルでリッピングして、外付けハードディスクに入れてある曲です。
特に顕著だったのは、最近のデジタル録音のものですと、その音の拡がりがやっぱり違うのです。柔らか味といいますか、堅い感じがすっかりなくなっています。それはiTunesとは決定的に違っています。古いものはそうでもないですが、それでもやわらかみという点は絶対的に違ってきます。
まあ、あくまでも私の耳の印象に過ぎないのですが、この点が一番顕著に感じました。これなら、ファイルもWMPですね。
それと、もうひとつファイルもWMPで聴こうと方針転換を考えている理由があるのですが・・・・・・
長くなりますので、それは次回にまた、別のテーマで述べてみたいと思います。