かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

今月のお買いもの:飯森範親指揮日本センチュリー響によるハイドン交響曲全集7

今月のお買いもの、令和2年2月に購入したものをご紹介します。飯森範親指揮日本センチュリー交響楽団によるハイドン交響曲ツィクルス、その第7集です。e-onkyoネットストアでの購入、ハイレゾです。

第37番と第78番、第16番と第100番と、今回もハイドンの各時代を網羅するような作品を並べているのも、魅力的です。ぜひコンサートに足を運びたいなと思っているのですが、残念ながら当分は無理だと思います・・・・・早く新型コロナウイルスの感染拡大が収まってくれることを祈っています。

さて、この演奏ではもう慣れたものなのか、オケがとても思い切りよいんです。それは今までも同じではあるんですが、初期はこれでいいんだろうか?という迷いが演奏から若干ですが見え隠れもしていたんです。それでもそん色ない演奏をたたき出すんですから、在京オケだけ聴いていると、日本のオケの「新しい動き」を見失うと思います。

この第7集まで来ますと、その若干の「これでいいんだろうか」がなくなり、バカボンのパパよろしく「これでいいのだ!」という決然とした演奏に代わっているのが魅力的です。アインザッツの力強さと爽快さ。それが生み出す表情と生命力。

そして、いずみホールの素晴らしい残響を、存分に記録するハイレゾ。96Khz/24bitですが、まるで192kHz/24bitか?思うくらいです。このハイドン交響曲ツィクルスでは、96kHzで十分だと思います。スマホに入れますと、microSDの容量が少ないとすぐいっぱいになってしまいますから・・・・・

特に、ハイドンあたりの交響曲なら、96kHzで十分各パートの音だったり、残響だったりのライブ感が十分再現できると思います。第九以降でしょうね、それ以上が必要なのは。それでも器楽曲や室内楽は96kHzで十分だと思います。理屈の上では192kHzでアナログと一緒になるそうですが・・・・・

今回もPDFでブックレットが付いたのはいいことだったと思います。是非とも続けてほしいと思うのですが・・・・・それは、第8集を取り上げるときに申しましょう。ちょっと残念な・・・・・

PCではなくスマホで聴きますと、特に残響が目につく感じです。ですから96kHzでも十分なんですよね。もちろん、192kHzのほうがもっといいでしょうけれど、それは艶とかがもっと浮かび上がるという程度かなって思います。それはそれで素晴らしいですけれど、その程度でさらに金額を出すとなると、ちょっとかんがえます。microSDカードを、容量のある高いものに替えるまでは、このままでいいんじゃないかなって思っています。1年経ちますので、auショップに行って、替えてもらおうと思っていて、その後かな、と。

え、自分で替えられないのって?そりゃあ、できるならとっくにやってます。そんなことお茶の子さいさいですよ。けれども今どきのスマホのケースは、なかなか取れないんです・・・・・内部機能保持のため。ですから、ショップに頼むしかないんです。まずはショップに問い合わせをしてからですね。

このハイドンシリーズをもっと高音質で聴くのは、そのあとになるだろうと思います。それでももしかすると、96kHzのままで行くかもしれませんけどね。いずみホールで聴いてから、変わるかもしれません。その時が来たら、またエントリ立ててご報告しようと思っています。

 


聴いているハイレゾ
フランツ・ヨゼフ・ハイドン作曲
交響曲第37番ハ長調Hob.I-37
交響曲第78番ハ短調Hob.I-78
交響曲第16番変ロ長調Hob.I-16
交響曲第100番ト長調Hob.I-100「軍隊」
飯森範親指揮
日本センチュリー交響楽団
(Exton ovd00692)

地震および津波、水害により被害にあわれた方へお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方のご冥福と復興をお祈りいたします。同時に救助及び原発の被害を食い止めようと必死になられているすべての方、そして新型コロナウイルス蔓延の最前線にいらっしゃる医療関係者全ての方に、感謝申し上げます。