かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

今月のお買いもの:オーケストラ・ダスビダーニャ第25回定期演奏会1

今月のお買いもの、今回から2回にわたりまして、平成31年3月に東京芸術劇場で購入しました、オーケストラ・ダスビダーニャの第25回定期演奏会のCDをご紹介します。

とはいえ、この演奏はすでにコンサート評で語っていることではあります。

コンサート雑感:オーケストラ・ダスビダーニャ 第25回定期演奏会を聴いて
https://yaplog.jp/yk6974/archive/1704

ダスビは自分たちの演奏会の記録をCDにして、翌年のコンサート会場で売っています。このCDもそのうちの一つです。私はダスビの演奏を高く評価している一人なので、その年のコンサートだけではなく、翌年のコンサートもできるだけチケットを取り、聴きに行くだけではなくCDも買いに行くことにしているので、実質のチケット代はCDを含めると6500円とプロオケ並みになります。正直在京のオケでここまで出して聴きに行きたいオケはたとえ上手だといってもなく、アマチュアのダスビだけです。

まず1枚目に収録されているのは、当日の前半だった「葬送と勝利の前奏曲スターリングラード戦の英霊に捧げる〜」作品130と、ヴァイオリン協奏曲第1番の二つです。

コンサート会場では多少不満もあったこの前半のプログラム。今こうしてCDで聴いていますと、実際は結構熱い部分もあるなあと思います。会場だと期待しすぎなのかもしれません。葬送と勝利の前奏曲ではダスビ節全開ですし、ヴァイオリン協奏曲でも特にソリスト荒井氏のヴァイオリンが生命力に満ちています。ただ、オケが付いていけていないのかなと思います。さすがのダスビもやはり協奏曲は苦手か〜って思います。これはアマチュアでは仕方ないかもしれませんが、そうではない例も私は知っているので・・・・・それが、宮前フィルが天満敦子女史と共演したメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の二度目です。

コンサート雑感:宮前フィルハーモニー交響楽団第33回定期演奏会を聴いて
https://yaplog.jp/yk6974/archive/756

宮前フィルでできることが、ダスビでできないはずはないと思うのです。そのあたりもう一皮むけると、ダスビの名声は高まるのではないかと思います。まあ、本人たちは名声のために演奏しているわけではないと思いますけれど。けれども日本のどのオケよりも「ショスタコ愛」が強いダスビの団員たちですから、きっとどこかで突き抜ける演奏を実現すると信じています。

特に今回は、ダスビの演奏を、USBDACを積んだソニーのSRS-HG10で、しかもUSB出力で初めて聴いています。それで聴きますとなんとつやがあることか!マイクの位置でも全然印象が違うんだなって思いますし、またスピーカーを替えるだけでもホールの臨場感すら伝わってくるものだって思います。そりゃあ、PCでは今まではアキバで買った1000円のスピーカーでしたからねえ。まあ、DENONのCDレシーバーで聴けばもっといい音で鳴ることはわかっていますが、それだってもう買ってから8年くらいになります。スピーカーがそろそろ・・・・・です。だとすると、結構ソニーのSRS-HG10で聴くのはアリです。コンサート会場のあのダイナミック・レンジがよみがえってくるようです。特にダスビの演奏ではピッタリあうように思います。

その意味では、2枚目の交響曲第11番が楽しみです。あのコンサート会場での「「生命力あふれる割れんばかりの大音響」や、音の伸び」がどれだけCDに記録され、再現されるのかと思いますと、ワクワクします。




聴いているCD
オーケストラ・ダスビダーニャ第25回定期演奏会
ドミトリー・ドミトリエヴィッチ・ショスタコーヴィチ作曲
葬送と勝利の前奏曲スターリングラード戦の英霊に捧げる〜作品130
ヴァイオリン協奏曲第1番作品77
荒井英治(ヴァイオリン)
長田雅人指揮
オーケストラ・ダスビダーニャ
(R-1920362)

地震および津波、水害により被害にあわれた方へお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方のご冥福と復興をお祈りいたします。同時に救助及び原発の被害を食い止めようと必死になられているすべての方に、感謝申し上げます。




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