かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

今月のお買いもの:オーケストラ・ダスビダーニャ 第25回定期演奏会2

今月のお買いもの、平成31年3月に東京芸術劇場にて購入しました、オーケストラ・ダスビダーニャ第25回定期演奏会のCDの2枚目です。

2枚目には、第25回のメインである、ショスタコーヴィチ交響曲第11番が収録されています。

コンサート雑感:オーケストラ・ダスビダーニャ 第25回定期演奏会を聴いて
https://yaplog.jp/yk6974/archive/1704

ものすごい演奏は、CDでも健在!けれども、なんです。

CDだと、再生装置に左右されがちだなって思います。というのは、この演奏、実はリッピングしてflacにもして私はスマホでも聴いています。そうすると、コンサートとはどこか違うような印象を受けるんです。

データとしては、可逆圧縮なので何も変わりありません。なのにどこかコンサートの熱気が、スマホで聴きますと少ないんです。これ、正直私は初めての経験でした。一方PCだと、その熱気が思い切り伝わってきます。

スピーカーがいいものに変わったということもあるんだと思いますが、もしそうであれば、やはりダスビの演奏はCDに収まりきらないものであると断言できます。では記録として残さないほうがいいのかと言えば、そう言いたいのではないんです。CDという、44.1kHz/16bitという記録では、不足していると言いたいんです。

もっと端的に言えば、ダスビのコンサートはハイレゾでこそ、十分再現できるといえるんです。最低96kHz/24bitで録音すべきだと思います。ぜひ、これは団員の方々に、今後の参考にしてほしいなと思います。CDでという気持ちはわからなくもないですが・・・・・かつて、名演名盤が、レコードやCDでたくさん出ていましたから。CDという「形」のほうがモチベーションは上がるんだと思います。けれども、やはり細部の空気感などはハイレゾのほうが十二分に記録することができると思います。

自分たちの記録にするのと当時に、聴きに来てくださるファンのためにCDを販売しているんだとは思いますが、今後は基本ハイレゾでの販売も検討してくださることを希望します。DLという方法が難しいのであれば、USBでという方法もあるでしょう。

それだけ、特にこの第11番はすばらしい演奏だったのです。特に最後鐘が鳴りその残響で終わるというのは、コンサートではとても緊張感のある場面だっただけに、叫ぶようなブラヴォウ!もかかったんだと思いますし。

まあ、だからコンサートにという判断もあるかとは思います。けれども、CDはコンサートチケットとほぼ同じ値段を取っている、ということも念頭においてほしいのです。もちろん、2枚組でその程度というのは格安だといってもいいわけなんですが、今後の検討課題にはしてほしいと思います。本当にダスビの演奏が好きであれば、ハイレゾで音がよくなればなるほど、コンサートには足が向くはずですから。だって、私のように前回のコンサートがCDで再び聴けるのが楽しみだから、ダスビのコンサートへ行くという人はたくさんいると思います。だからこそ、下手すればチケット代よりも高いCDを買うんです。ダスビの演奏が好きだから・・・・・

その意味では、ちょっとだけ残念なCDでもあります。まあ、私自身もハイレゾ初心者。どのような再生環境がいいのかはまだまだ手探り状態です。イヤホンがもっと良くなればもっと臨場感あふれるものになる可能性だってありますので、今後そのあたりを期待していきたいかなと思います。とはいえ、やはりもともとのハイレゾ音源はPCであろうがスマホであろうが差がないので、より多くの人にダスビの演奏を楽しんでもらうためには、ぜひとも検討してほしいと思います。




聴いているCD
オーケストラ・ダスビダーニャ 第25回定期演奏会
ドミトリー・ドミトリエヴィッチ・ショスタコーヴィチ作曲
交響曲第11番「1905年」作品103
長田雅人指揮
オーケストラ・ダスビダーニャ
(DSB-20192)

地震および津波、水害により被害にあわれた方へお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方のご冥福と復興をお祈りいたします。同時に救助及び原発の被害を食い止めようと必死になられているすべての方に、感謝申し上げます。




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