かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

音楽雑記帳:最近のイヤホンを試してみた その2

以前から書いています「カナル型」イヤホンについてですが、最近買い替えました。

やはり安物はあまり持ちませんね。1か月ほどたちますと、左右のバランスがおかしくなったり雑音が入ってきたりして、聴きづらくなってきます。何が原因なのかっていじってみましたら、どうやら接触部分です。

こういったところから悪くなるものなのです・・・・・

で、思い切って新しいイヤホンを買ってみることにしました。実はそれについてはネットや家電量販店で既に調査済みでした。

迷うことなく池袋のヤマダ電機へ。というより、池袋という「場所」を選んだというほうがいいでしょう。ポイントカードを持っているという点もありますが、何より池袋であればビッグカメラでもすぐ買うことが出来るうえに、どちらも店舗がそれぞれ自社最大級であるということがあげられます。

初め考えていたのは、オーディオテクニカのものでした。ケーブル長が80センチで、U型。つまりイヤホンの一方を首の後ろへ回してつけるものです。そのほうが暗い場所でもすぐ左右が分かるという特長があります。しかし、1.2mのものしかない・・・・・

そこでふと目に入ってきたのが、ソニーの60センチのもの。値段は考えていたものより安く、なおかつ20センチも短く、長さ的にはちょうどいいもの。ただし欠点は、Y型であるということ・・・・・

Y型とは、単にY字に左右が分かれているものです。ある意味昔ながらのなんですね。その欠点は、なんといってもつけるとき左右が分かりにくいという点にあります。特に、暗い場所ではわかりにくいです。実際、100円ローソンで買ったものは一度明るい場所でも左右を間違えました^^;それほど気を付けていないと、左右対称というのは美しいがゆえに間違えやすい点があります。

その目に入ったソニーのものは、左右対称でありながらイヤホンに傾斜がついているんですね。

ステレオイヤーレシーバー MDR-EX50SP
http://www.sony.jp/headphone/products/MDR-EX50SP/

それでも、左右はU型よりはわかりにくいですが、100円ローソンのものよりは分かり易くなりました。傾斜がどちらへ向いているかを見たり触ったりすればわかりますから、すぐというわけではないですが、前ほど悩まずに左右を判断して耳に着けることが可能になりました。

ただ、それでも使った印象は、低音の再現性は悪いなあということです。イヤホンに着けるイヤーピースというものがあるのですが、わたしはついているままのMのもので聴いているということもあるのかもしれません。ただ、このイヤーピースに関しては大きすぎても小さすぎてもいけないそうで、カナル型の特徴である「周りの音が聴こえずらい」という点から、イヤーピースの音質にその大きさが関わるそうなのです。

どういうことかと申しますと、カナル型は周りの音をシャットアウトすることによっていい音質を確保するものです。ですから、当然イヤーピースが小さすぎれば遮音性が小さくなることで騒音が大きくて音が聴こえづらくなるのでヴォリュームを上げることで耳への負担が大きくなり、また大きすぎれば今度は遮音性が大きすぎるがため耳にはいいが周りの音が聴こえず危険であるということを意味するのです。どちらもいいこととは思えません。

ですから、自分の耳にあう大きさを選んでピースをつけて聴く必要があるのですね。昔のインナーイヤー型でいえば、どの大きさのイヤーパッドをつけるのかということなのですが、インナーイヤー型ではそれはなくてもいいものでした。しかしカナル型ではそれはなくてはならないものへと変わりました。

そのためか、イヤーピースがついて2000円ほどの値段は、ある意味格安だと思います(だからこそ、105円では1か月しか持たないのは当り前ですよね〜)。それだけかけられる技術はコスト的に限られてきます。

ただ、音は格段によくなりました。特に中音部から高音部の音の伸びは素晴らしく、さすがメーカー品の適正価格のものと思いました。それにしても、低音部の再現性は以前よりはよくなりましたが、それでも悪い状況は変わっていません。

そのため、デッキのほうにBassをかけてあげることにしました。これでようやく以前に近くなりました。昔はこんな機能要らないって思っていましたが、なるほど、こういうときのためについているのだなとわかりました。

そういえば、Bassの機能というのはカナル型のイヤホンが出たあたりからデッキに標準装備されたような気がします。メーカーはよく考えて開発しているのですね(それでも元技術屋である私の父などは「おもちゃのようだ」と揶揄していますが)。

まあ、取りあえずは満足しています。まだまだようやく時代は新しいイヤホンへと変わったばかり。これからもっといいものが出るでしょうし、すでに値段が高いものでは出ています。池袋のヤマダ電機日本総本店では、イヤホンの視聴コーナーがあります。私もちょっとだけ試してみましたが、すごい・・・・・でも、買えないよ〜と断念。いつかは、クラウン・・・・・ではなくて、値段の高いいいイヤホンが買いたいですね。

恐らく、今はそういった、低音部分まで満足したい方は高いものを買ってくださいねという前提で設計されているのであろうとというのが、今のわたしの結論です。ですので、自分ができる範囲内で我慢するしかないだろうと思っています。

そうしていれば、いつかは技術が追いついてくるでしょうし、もしかすると自分で思い切って高い買い物をするかもしれません。



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