かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

想い:K-POPを笑えるのか

毎週日曜日のコラム「想い」、今回は都合により土曜日に掲載です。

先日、K-POP東方神起が無期限活動停止を発表しました。どうやら、韓国のアーティストがかなり劣悪な条件で契約を結んでいるのがその背景としてあるようです。

韓国のタレントといえば、自殺をする人もいらっしゃったりと、日本ではなかなか考えにくい条件がいろいろあるようです。

ただ、それを私たちは「韓国だから」と言って、笑って済ましていいのだろうか、という思いが私の中にはあります。それは、私たちの世代なら誰でも想起する、あるアイドルタレントの自殺が頭をよぎるからです。

それに、さらに東方神起のケースは以外にも日本でも昔は当たり前だった様な気がします。それを当時はそんなの芸能人だったら当たり前ではないかと、卑下する風潮もあったと思います。

それを、東方神起の彼らは、打ち破ろうとした、と考えれば、3人での違うグループとしての再出発は、当然のように思われます。

私は、そんな彼らを素直に応援したいと思います。それは翻って、日本のアーティストを応援することにもつながってくるからです。

ファンであれば、どんなに批判しようとも、非難してはいけないと思うのです。批判は愛あればこそ。でも、非難にはもう愛はありません。彼らのファンが立派だったのは、それを非難する人たちがいなかった、という点でしょう。

ファンであれば、批判は当然あります。私が応援する横浜ベイスターズへも、批判はファンの間でもあります。しかし、非難すればそれは袋叩きにあいます。

彼らのファンに非難する人たちがいなかったのは、恐らく東方神起のメンバーがとてもファンを大事にしたからのではないかと思っています。確かに韓国のタレントにはいろんな話しが枚挙に暇ありませんが、私が調べたり聞いた限りにおいては、東方神起はかなり日本人のタレント並みにファンを大事にしたアーティストだったと聞き及んでいます。

そういう姿勢に惹かれるからこそ、ファンは彼らを支持し続けた、といえるのではないでしょうか。単に彼らがかっこいいから、だけでは無期限活動停止という「非常事態」において、ファンが支持し続けるということはないのでは、と私は思います。

そういう芸能人は、素直に私は支持したいと思います。新グループ、がんばれ!