バルトークという作曲家、あまりなじみがないと思います。
しかし、一部クラシックファンには絶大な人気があります。特に有名な曲が、「弦楽と打楽器とチェレスタのための音楽」です。
これがまた、宇宙戦艦ヤマトみたいな、幻想的な現代音楽!
もともと、バルトークはハンガリーの作曲家で、活躍したのが20世紀初頭。音楽的にばりばりの無調音楽なんですね。ですので、とっつきにくいのは当然だと思います。
ただ、バルトークはコダーイに触発されて、日本の童謡の影響を受け祖国ハンガリーの民謡を収集したことでも知られています。ですので、リズム的にも民謡がたくさん使われています。そのあたりから入っていくと、何とか入り込めるのかなと思います。
かくいう私も、バルトークだけはなかなかとっつけなかった一人です。今でもほとんど聴きません。たまたま、mixiで話題に上りまして、そういえば私も持っていましたということになり、久しぶりに「弦チェレ」を聴いてみたので、こちらへ書いてみました。
はじめ、始まっているのかわからなく始まり、それは第1楽章じゅう続きます。しかし、第2楽章から音楽はまるでお祭りが始まったかのごとくとなり、最終楽章まで続きます。
私はもうひとつ、ヴァイオリン協奏曲を持っているのですが、もうどんな曲か忘れてしまいました。それほど、聴かないということです。しかし、弦チェレを聴きまして、久しぶりに聴いてみたいなと思いました。