昨年ですが、絢香が復活するというニュースを取り上げて、アルバムが欲しいと述べましたが、それを実現したことになります。購入しましたのは、ディスクユニオン横浜西口店。
そう、これ中古なんです。200円でした。かなりお得な買い物・・・・・
新品で買うことも考えたのですが、私は予算を決めていまして、ダスビのCDですでに予算を2000円ほどオーヴァーしていましたので、新品ではなく中古で買うことにしたのです。
実は、3月にディスクユニオンでカラヤンの第九を買った時、実は絢香も物色しています。本店では売り切れていたのですが、もしや東京周辺ではあるかも知れないと思い、関内もしくは横浜でと考えていまして、たまたま横浜へ出る機会があった時、ここで買うことはまずないだろうなと以前判断した横浜西口店を覗いてみましたら、ありました〜
ディスクユニオンは、クラシックでも200円というものがありますが、私が知る限り、ポップスではあまり見かけません。さすがに絢香のファーストアルバムは値崩れしたのだと思います。盤面状態もよかったですし、それで200円ということは、やはり復活という側面が大きかったのだと思います。
もともと、このファーストアルバムは、休養直後にブックオフで私も物色していますが、その時にすでに500円でしたので、それだけポピュラーであるということの証しでもあるかと思います。
このファーストアルバムは、実は出た時からほしかった一枚でもあります。しかしいろいろな事情があってその時には買えず、クラシックをここ3年くらい優先していたことで、後回しにしていました。こういうときに、中古販売店を知っているというのは幸せだと思います。
兎に角、売れたアルバムですが、その理由として、絢香の代表曲が2曲収録されているという点が挙げられます。5曲目のI believeと14曲目の三日月がそれで、特に私が好きなのが三日月です。
同様に考えている方は彼女のファンであれば多いかと思いますが、私が評価しているのは、バラードを力強く、しなやかに歌っている点で、特に高音域が美しいのが素晴らしいのです。ただ、歌詞が少し聞き取りにくいのが欠点といえば欠点かと・・・・・
三日月は、当時auのイメージソングになったことから、当時私はDLして聴いたのですが、恐らくそのほうが歌詞がききとりやすいのだと思います。そのあたりから、やはり時代は変わったなあと思います。
実は、いま購入予定に一青窈の最新アルバム「歌謡曲」があるのですが、これは一青窈が昭和歌謡をカヴァーしたものです。そのいくつかの楽曲をNHKで聴く機会がありましたが(Songs)、それのなんと歌詞がききとりやすいこと！
それは何も昭和歌謡だけではありません。先日misiaを聴く機会もありましたが、彼女の楽曲のなんと歌詞がききとりやすいこと！misiaも好きな歌手の一人ですが、その理由に歌詞がききとりやすいという点があります。その上で、R&Bらしさは失っておらず、私は彼女がメジャーになった当時、ようやくR&Bの国風化が始まった！と驚きを隠せずにいました。
絢香には、そういった点があまりないのです。ただ、歌詞をあまり気にせずに、たとえばオペラのアリアだと思えば、とても聴きやすい音楽であることは確かなのです。発声というか、言葉の発し方というのか、それがリズムに流されているのかなと思います。しかし、GReeeeeeenのように、歌詞が全く聞き取れないというようなことはない故に、残念だなあと思います。
それは明らかに、絢香がデビューしたあたりから、携帯などデジタル音楽プレーヤーで聴くことが当たり前になった時代、つまりイヤホンをして音楽を聴くことがメジャーになった時代を象徴しているのだと思います。そりゃあ、比較的大きな再生装置を必要とするCDは売れなくなるわけです・・・・・
でも、絢香は全く歌詞カードがないとわからないということではないだけに、もう少し彼女のアルバムを聴きこんでいきたいと思います。また中古であれば休養前のものを聴きたいですし、また復活後の楽曲にも興味があります。CMなどで聴いている範囲では、結構歌詞がききとりやすいものが多いのも事実なので・・・・・
もしかすると、楽曲が何とタイアップしているかで、作り手が替えているのかも知れませんね。そのあたりを判断するには、このアルバムだけでは難しいように思います。
兎に角、三日月の切なさが自分のものとできたことがとてもうれしいです。
聴いているCD
絢香 First Message
(ワーナーミューッジクジャパン WPCL10374)
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