かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

音楽雑記帳:携帯音楽プレーヤー考

最近、携帯電話を買い替えました。どうも、イヤホンが片方おかしかったので・・・・・

いろいろ騒いだ挙句、どうも本体ではないかと思い、代えたのですが、どうやらイヤホンだったようです。もう4、5年使っていましたし。ただ、はじめはイヤホンだと思って買いましたら、それが初期不良だったというTOT

初期不良って本当にあるのですね。私は初めての経験でした。

で、新しい携帯電話になったというわけなのです。どうやら新しくする必要はなかったようなのですが、実はイヤホンと本体の接続部に不満を感じていたので、ちょうどいい機会だと思いまして、買い替えました。

機種は、auのSH009。シャープのものですね。シャープという会社は目立ちませんがいい製品を製造する会社です。「亀山モデル」ばかり賞賛されていますが、それ以外の「いい製品」にも目を向けてほしいです。

しかし、当初実は携帯電話はそのままにして、別途携帯音楽プレーヤーを買おうかという選択肢もありました。しかし、その時に壁になったのは金額もさることながら、一番はその操作性です。

以前、カセットやCDであった時代は、リモコンが手元にあるというのは当たり前でした。なぜなら、本体で操作するのはとても面倒だったからです。通常、だれでもそういったものは服の中に入れるだとか隠すものです。それをいちいち取り出すというのはとても面倒です。それに、音漏れもさることながら、その操作音が特に迷惑だったりしたのです。

だからこそ、ある程度の値段以上のデッキにはすべてリモコンが付いていました。ところが、最近の携帯音楽プレーヤーにはそれが付いていません。本体で操作するのが普通になっているからです。

ただ、それはそれで理にかなってはいます。リモコンはどうしても接触部分から腐食し、すぐ操作できなくなります(DATを使っていた時、それは頻発していました)。だからこそ、ある程度しっかりと作れる本体で操作するというのは長く使うという面においては正しい選択なのです。

とはいうものの、それもいちいち取り出す必要があります。それがすぐ出てくれればいいのですが、そうはいかないときもあります。たとえば、電車に乗っているとします。日本の大都市では鉄道は相互乗り入れあるいは相互直通が普通です。つまり、ある程度短い時間で取り出せないと、音量調整がうまくいかないことがあります。地上から地下へはまだ問題ありません。問題なのは地下から地上へ出るときなのです。

地下では音が響きますから当然その分音量を上げています。その音量のまま地上へ出てしまったら・・・・・自分の耳をいためるのはもちろん、まず周りの人に迷惑であるわけです。今ではイヤホンは音漏れしないものが多くなりましたので実は他人に対する迷惑というものはずいぶん軽減されましたが、それでも自分の耳に対する負担というものはあるわけです。それに、音漏れが少ないということはそれだけ音楽以外の周りの音は初めから聞き取りにくいということでもあります。

となると、音量調整が手元ですぐできないといけないわけなのですが、それをどうするのかが家電量販店に行ってもよくわかりません。ソニーウォークマンであればまだ何とか様子が分かりますが、そのほかはあまりよくわかりません。ちょっと前には首からかけるだとかありましたが、それもどうかなあって思います。歩くたびにデッキが揺れるっていうのは、しゃきしゃき歩きたい私としましてはうっとうしい限りです。この「揺れない」という点も重要な点なのです。

もともと、揺れないということはデッキの安定性を確保するという点が大きかったのです。それと操作性です。今では別に揺れてもメモリがデッキであるわけですから問題ない(駆動部分がないため)ですが、操作性の問題が残ります。揺れることも立派に操作性が悪いことにつながります。どうしてもしゃきしゃき歩くというわけにはいかず、ゆっくりとのんびり歩くことになります。まるで、若い人が長いズボンを引きずるような・・・・・そう、そんなファッションを重視した結果と言わざるを得ません。

クラシックを聴きながら、しゃきしゃき歩くのはとても気持ちがいいものです。別に走らなくても、ちょっと早いペースで散歩するだけだってとても気持ちがいいものです。むしろ走るよりも精神的にはとてもリラックスすることだってあります。携帯音楽プレーヤーは私にとってそういった時のマスト・アイテムになっています。何か引きずるように歩くっていうのは、私にはどうも性に合いません。

ですので、最近の「手元の操作性」がどうなっているのかがよくわからないものは、いろいろ試さなくてはならないこととなるため、デッキ以外にかける金額が予想をはるかに上回る可能性があります。そこまで覚悟して買えば別にどうってことはないですが、それなしに予想外の金額になることはいい気持ちにはなりません。それならば、すでにアイテムが揃っている携帯電話のほうが、私にとっては操作性が想定できるが故に想定金額が想定できることから、携帯音楽プレーヤーは携帯電話に落ち着いた、というわけなのです。

以前のようなデッキであれば二つ持ったでしょう。しかし、いまどきのデッキでは、二つ持つ必要性を全く感じていません。もし持つとするならば、100Gくらい入ってWAVファイルも充分入るというものでないと、別に携帯音楽プレーヤーを買うということは私はないでしょう。

恐らく、そんなデッキがいつかソニーあたりから出ることを期待しています。今でも、36GのものではWAVファイルが聴けるのですから・・・・・ただ、それでは残念ながらすでにmp3で4Gを聴いている私としては不足です。新しい携帯はmp3でそのソニーと同じ36G入るのですから・・・・・

きっと近い将来、再びWAVファイルの時代がくると私は信じていますので、操作性をさほど重視しないのであれば、やはり「音質」で勝負する必要があり、その究極は大容量のメモリでWAVファイルが聞けることではないでしょうか。

さて、メーカーは操作性を重視するのか、それとも音質なのか、それとも容量か、はたまた今のようにファッションなのか。オーディオファンでもある私は注視していきたいと思います。



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