かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

音楽雑記帳:ソニーのXperia XZ3でハイレゾを聴く

ひっさしぶりの音楽雑記帳、今回はオーディオの話になります。

ハイレゾを聴き始めて、はや2年近くが経ちました。購入ペースはCDと比べて遅いですが、それはまだまだ魅力的なソフトが少ないためで、今後多くなってくればペースは上がってくると思いますw

とは言え、私の視聴環境は以前のままで、ハイレゾを最低限でも再生できるとは言えない環境でした。現在それを最安値でハイレゾ対応にすべく、変えている途中です。

ハイレゾは詐欺だ!という向きも最近は出てきましたが、そもそもなぜハイレゾが出てきたのか、そういう批判をする人たちは理解していません。時代はメディアで売るのではなく、データで売る時代になったということを。

CDだってまだまだ素晴らしいメディアです。ならなんで私は図書館通いを辞めないのか?ということが理解できませんよね?私だってまだまだCD音質の有用性は理解しています。では、なぜハイレゾを聴くのか。それは単純です。CD音質もしくはそれ以上なのに、ファイルサイズは小さいから、です。

ハイレゾ初期なら、まだやれ詐欺だとかはわかるんです。WAVでしたから。けれども今の主流はflacです。なぜか?それは、オーディオ機器が据え置き型よりもはるかに携行タイプが多いから、です。その先鞭をつけたのがソニーであり、その商品であるウォークマンであり、そしてウォークマンを始めとする携帯音楽プレーヤーです。

それで全盛になったメディアがmicro SDカード。そこにDLしてくるという時代です。今はさらに進んで、micro SDカードすら過去のメディアになりつつ有り、今やクラウドに音楽ファイルを保存し、通信で聴くという時代になっています。ハイレゾはそういった時代に対応するものなんですね。そしてその代表的なオーディオが、スマホです。

ですから、据え置きでいい音で鳴りますよ!という店の謳い文句は詐欺だと思いますが、ハイレゾそのものが詐欺なわけではありません。オーディオの主流が、電話機になった、ということを理解しているか。そこが、ハイレゾと付き合うコアだと思っています。

そこで、以前のAQUOSスマホハイレゾを聴いたらどうなったかをご紹介したのが、以下のエントリです。

音楽雑記帳:ハイレゾスマホで聴いてみた1
https://yaplog.jp/yk6974/archive/1710

この時、聴けなかったファイルが、飯森範親指揮日本センチュリー響のハイドンと、バティストーニ指揮東フィルの第九でした。さらに聴けたものでも、再生ソフトではギャップが入ってしまい、難しかったのでGoogle play musicを入れてようやくスムーズに再生できた、というものでした。

じつはその後、このAQUOSスマホでフリーウェアを2つ入れており、その2つともギャップレスで再生できています。一つはパルサー、そしてもう一つはPCにも入っているfoobar2000

この時点で私は時代を感じました。つまり、もう時代はメーカーが再生ソフトまで作るって時代じゃないってことです。これがハイレゾがメインストリームになりつつある一つの象徴だと思います。実際、私がハイレゾを購入し会員にもなっているe-onkyoを運営するオーディオメーカーonkyoは、ハイレゾ対応PCの生産を終了させました。デッキだけに注力する、という方針転換です。

そんな時代の中で、ではソニーはどうなのかってことですね。上記のエントリで、私は次のスマホソニーXperia XZ1を候補として挙げました。それは当時すでにXZ2が出始めていて、XZ1なら安売りするという目算があったからです。その上で再生ソフトはフリーウェアを入れればいい、とにかくすべてのハイレゾファイルが再生できればそれでいい、と思っていたのです。

ところがです。時代は1年で移り変わります。1年も経てばむしろXZ2のほうが古くなります。ちょうどXZ2を安売りするとauショップで広告が有り、ならばハイレゾウォークマンを購入するのと同じ値段で買えるのでちょうどよい、と思って店頭に行ったのです。それが4月のはじめ。なんと、そのXZ2が売り切れ、というではありませんか!

となると、どうしてもソニースマホにするとなると、最新のXZ3しかなくなるわけです。値段はほぼ倍になります。当然です、それが正価ですから。最新機種を安売りするような馬鹿なメーカーやキャリアなどありません。まあ、割符なのでそれほど負担は大変でもないからいいんですが・・・・・

購入のときのゴタゴタは端折ります(サムソンのギャラクシーとどうしようか、とか)。で、スマホは無事ソニーXperia XZ3になりました。イヤホンは直接させずアダプタ経由になりますが、まあ、それでも聴ければ問題はありません(これもゴタゴタがあったんですがそれはもし機会があれば)。

聴ければ問題ない・・・・・なんてレベルじゃないんです。「ハイレゾスマホで聴いてみた2」は、露と消えました・・・・・え、どういうことって?

いやあ、ソニーってつくづくすごいメーカーだって思います。マイクロソフトソニーを尊敬するの、わかる気がします。実際、私もDATはソニーでしたし、テレビもトリニトロン最後のものを使っていました。ソニーは決して嫌いなメーカーではないんですが、今回、Xperiaにしてファンになりました。

ギャップレス再生、普通にできちゃうんです。そのうえで、以前のシャープのAQUOSフォンでは再生できなかったファイルは、一つ残らず再生でき、それ以降に購入したタローのゴルトベルクも、ペライアのハンマークラヴィーアも、見事に再生できたのです!

ソニーはまさに、ハイレゾを牽引してきたメーカーでもあります。ハイレゾの「取り扱い方」に長けているように思います。さすがです。私のストレスはすべて解消してしまったんです。ギャップレス再生がデフォルトのソフトでできてしまえば、そして仮にできなくてもフリーウェアであるんだったら、もうファイルをつなげる必要なんてないから、です。こうなると世の中は一気にハイレゾへと移っていくと思います。特に若いクラシック・ファンはCDすら買わなくなる可能性が高いです。

そもそも、ソニーハイレゾという路線を選んだのは、私が推測するに時代の流れです。音楽ファイルは小さくけれども大容量という歴史をたどっています。それはデータが多ければそれだけリアルに近い再生が可能になるため(ここ、量販店もわからずに嘘をついているので、その点こそ本来は批判するべきなのです)データ量は多くなってきましたが反面、ウォークマンが作り出した地平は、音楽を持ち運ぶというものです。となると、レコードでは難しかったからこそカセットテープだったわけですし、それがMD、そしてmp3と来たわけです。これはハードの大きさは小さくなったけれどもデータ量は増えているということを、如実に表しているわけなんですね。

ですから、かつて私は預言しました、WAVもしくはそれ以上のファイルをDLする時代がかならず来る、と。そしてその音楽を携帯するようになる、と。その預言どおりになったわけです。これは赤井電機のカセットレコーダーエンジニアだった我が父譲りの歴史認識で、私もそれに共感していたからこそ、この預言へと結びついたのです。

ウォークマンを作り続けてきたソニーはおなじ歴史認識なんだろうと思います。だからこそ、ハイレゾを選んだ・・・・・そりゃあ、CDを再生するのに、100万円とか500万円とかかければいい音でなるに決まっていますし、そこまでかけなくてもPCを使えばもっと安価にCDの能力を引き出すことが可能であることは、図書館で借りてきてリッピングしている私が一番良く知っています。PCが積んでいるサウンドカードでの再生でCDよりもいい音鳴っていますから。けれども、それだってかければキリがない。この非正規雇用が増えている現状で、どれだけのひとがオーディオに金をかけることができるでしょうか。あるいはサウンドにこだわってくれるでしょうか。

むずかしいですよね。なら、比較的簡便なシステムでいい音でなるということを技術によりブレイクスルーするしかない。そこでソニーが選んだのがハイレゾだった、というわけだと思います。ハイレゾなら、携帯音楽プレーヤーやスマホでもいい音で充分鳴ってくれます。

今回、XZ3にしたついでに、イヤホンも新しくしました。本当はこれもソニーでって考えていたんですが、私は音楽をスマホで聴く主なシーンが電車の中なので、車内アナウンスが聴けないと嫌なんですね。ところがソニーのイヤホンはmp3用ほどは車内アナウンスが聞こえづらい感じがしたのです。そこで選んだのが、finalというメーカーのE3000。これがソニーとほぼ同等の音質で、かつイヤホンをしていても周りの音がしっかり聴こえるんです。

ただ、それは痛し痒しの部分もあります。当然ですが車両によってはモーター音がうるさいものもあります(電車には電動車と中間車とがあり、電動車に当たりますと結構聞きづらかったりします)。そうなるとちょっと聞きづらい。ソニーは多分そんな点も考慮したんだと思いますが、これは値段重視で行きました。何しろ、携帯の更新で20000円ほどかかってしまっているので・・・・・まあ、今のがだめになればソニーのを検討したいって思います。現状ではfinalで充分です。

けれども、finalというメーカーも只者ではありません。このE3000というイヤホン、設定が主にクラシックやジャズであるせいか、聴いているとクリアではなく、立体感があるんです!触れ込み通りホールにいるような感じ。これぞハイレゾならではのサウンドだと思います。もちろん、CDとおなじ44khzのものであればそれほどでもないとは思いますが、mp3では欠損している微妙な部分もflacなら欠損がないので、その分立体的に聴こえるはずです。

クリアなだけなら、mp3だってまだまだ素晴らしい方式です。けれども、ハイレゾ対応であるflacなら、クリアなだけではなく立体感もあります。これを聴いてしまえば、ハイレゾへと移ろうものです。まあ、実際には私もそう簡単にハイレゾへということはなく、当面はWAVで保存し、将来的にはflacでの保存を検討しようかなって思っています。それは正確にはハイレゾではありませんが、私も音楽を持ち歩く人ですし、また借家で棚はそんなに増やせる立場ではないので、ハイレゾの音楽ファイルはまさにうってつけの方式なのです。PCでコンポーネントを構築してもよし、携帯してもよし、どちらであってもCD相当もしくはそれ以上の音質が手軽に得られる・・・・・こんな素晴らしいことはないですから。

ですから、私は喜んで「騙されよう」と思います。しかし、だからといってどこまでも騙されるつもりはありません。次のフェーズはずっとエントリでも言及していますが。PCのハイレゾ化。PCにDACかますということになりますが、これが着々と計画が進行中です。できあがりましたら、またエントリを立てたいと思います!

とにかく、VIVA! Xperia XZ3!




地震および津波、水害により被害にあわれた方へお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方のご冥福と復興をお祈りいたします。同時に救助及び原発の被害を食い止めようと必死になられているすべての方に、感謝申し上げます。




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