かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

音楽雑記帳:コンポは確実に変化する

私は、このブログを書くときに必ず音楽を聴くわけなのですが、そのデッキはパソコンです。

今までは、私は父がオーディオメーカーの技術者だったこともあり、父の背中を見て育ちましたから、当然のごとくコンポーネントで聴いてきたのです。

それが、今では経済的な関係から、パソコンで聴くようになりました。はじめは仕方なく、だったのですが、CDのリッピングを覚えて図書館で借りてくるようになってからというもの、今や音楽を聴くために必要不可欠なものになりました。

携帯音楽プレーヤーで聴く場合などは、パソコンでデータを保存しておかなくてはいけないので、必須です。

そして、私は実は最近パソコンを買い替えまして、時代の変化をひしひしと感じています。音が前のパソコンよりいいのに驚きました。それだけではなく、前にコンポで聴いていた音よりもいい音に、愕然としています。

もう、コンポの時代ではありませんね・・・・・

いや、まだまだコンポの時代ではありますが、果たして今までのような「形」であり続けるのかは、全くわからないなと思います。

前のパソコンとコンポを比較した場合、断然コンポのほうがいい音が鳴っていました。ところが、今では逆転しています。パソコンはほぼ同じか、リッピングしたものであればもはやコンポよりいい音で鳴っています。

これなら、もうコンポーネントは基本的にはいりません。FMを聴かないのであれば、パソコンだけで十分です。

わたしもまさかこんな時代が来るとは思いもしませんでしたが、ただ、これで終わらないのが技術というものだと思っています。

私の家はケーブルテレビですが、実はケーブルテレビでもFMを聴くことができます(NHKFM限定)。いつか、FMどころか音声のみのデジタル放送が始まるだろうと考えています。すでに、有線放送では当り前ですね。それが一般的になると思います。

どうやって?ケーブルテレビ局を通してです。ケーブルブロードバンドであれば、いとも簡単に実現できます。

パソコンがこれだけいい音で鳴るのであれば、時代は確実にデジタルへと移り変わるでしょう。着々とその方向へ向かっていくだろうとおもいます。

そうなると、以前から申し上げておりますが、mp3の時代は意外と早く終わりを告げるかもしれません。再びCDと全く同等の音質がもとめられる時代が来るように思います。その時に、USBメモリが活躍する時代が来るでしょうし、その次にはおそらく大容量ブロードバンドの時代となって、CDと全く同じデータサイズをDLする時代が来るに違いありません。

そういう時代の流れの中、コンポが今まで通りの「形」、つまりアンプがあってデッキがあって、というものであり続けるのかは疑問です。すでに、アンプにハードディスクを搭載しているメーカーがいくつか出てきていますし、USB端子が装備されているものも出てきています。

おそらく、これからコンポはどんどん形が変わってゆくでしょう。外観も含め、大きな展開がありそうです。すでに、ソニーはmp3デッキでそれを実践していますし、2、3年先には私が言っていることが現実のものとなってゆくことでしょう。