かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

想い:「ロックの学園」が果たしている役割は大きい

先日、私のマイミクさんがブログで「音楽道場」なるものをはじめましたので、ご参加いかがでしょうかとかかれましたので、参加して来ました。

基本的な形態はサロンでありますが、そこで演奏者が考えたテーマに沿って、いろんなことを話し合うというもので、とても刺激になりました。まさしく、「道場」という名にふさわしいと思っています。

実際の様子は、また別にご紹介するとして、今回はそれに参加するきっかけを与えてくれたイベントについて、想いを述べたいと思います。

実は、同じようなことがすでにロックでやられているのです。その名も、「ロックの学園」。

校長は、亡き忌野清志郎。実は、開催されている場所は2004年に廃校となった、旧神奈川県立三崎高等学校。そう、実際に学校の校舎を使っているのです。

ロックの学園
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%AD%A6%E5%9C%92

でも、これって何かに似ていませんか?そう、クラシックでいう、音楽祭のマスタークラスのような形式を取っているのです。でも、それとはちがい希望者はだれでも参加できます。でも、クラシックの音楽祭にその起源をもつことは明らかでしょう。

ロックの音楽祭といいますと、いわゆるサマフェスといわれる、夏の野外イベントが連想されますが、「ロックの学園」にはきちんと授業があるのです。それも、日本国内のそうそうたるアーティストが教壇に立ちます。そこで、ロックを学問するとともに、その魂を叩き込まれます。しかも、楽しく。

私は番組でこの学園の存在を知ったのですが、そのときはクラシックでもこんなのがあればいいなと思っていました。本当にだれでも参加できる授業を設けている音楽祭はクラシックであるのでしょうか?少なくとも私は聞いたことがありません。そんな中、入ってきたのがマイミクさんの「音楽道場」の話だったのです。

この学園が実際に開催されるまでには、実は神奈川県や地元三浦市といった自治体も協力をしています。音楽が人を動かす力と、それが生み出す地域の活性化。高校生の声が聞こえなくなった学び舎から、なんと大勢の、さまざまな年代からなるロックの熱い魂が響き始めました。

マイミクさんのものはサロンであり、この「ロックの学園」は授業という形式で一見しますと違うように見えますが、実はその根っこは一緒なのではないか、という気がします。

すばらしい音楽を次の世代へ受け継いでいく・・・・・・

そのために、演奏者は何が出来るのか。どちらもそれを考え抜いた末にたどり着いた結果、現れた行動だと、私は思っています。

そして、私自身も考えさせられました。果たして、私は何が出来るだろうか・・・・・

少なくとも、このブログをしっかりと続けること。今はそうだと考えています。その上で、どうすべきか、続けながらさらに考えたいと思います。

出来れば、来年「ロックの学園」にも参加したい、と思っています。