ずっと昔から聴きたかった曲のひとつに、ハイドンのミサ曲があります。
やはり、モーツァルトを聴いたら、「パパ」ハイドンでしょう。
ハイドンのミサ曲で有名なのは、なんといっても「ネルソン・ミサ」ですが、しかし、それだけではありません。
先日、図書館から借りてきたCDですが、そのうち4枚はハイドンのミサ曲なのです。4枚組みの輸入版。しかも、ソプラノは聖歌隊という、典型的な「ピリオド」形式です。
まず、感想を一言で言うと、「美しい」。まるで、天上から声が降りてくるようです。
モーツァルトは、こういう音楽を範として作曲したのだなと、納得の行く内容です。
このシリーズ、実はさらにこの4枚組みくらいのがさらに4つくらいあるのです。ハイドンのミサ曲の多さには驚かされる一方、それほど需要があったということを意味します。つまり、ハイドンの時代にはまだ音楽家が教会のために作曲するということが普通だった、という事実を物語るものでもあるのです。
その点についても、耳を傾けながら聴きたいと思います。いずれ、詳しい解説等を述べたいと思っています。