かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

もったいない

昨年、テレビドラマの主題歌になってから一気にブレイクしたGReeeeNの「キセキ」。

とてもいい歌で、私も好きなのですが、歌詞が聞き取りにくいんです。

で、歌詞を見てみると、とても素敵な歌詞なんですよね。男女の間だけでなく、同性同士の友情でもしっくりくるので、ブレイクしたのでしょう。

しかし、本来歌は、メロディだけなく歌詞も力を持つもの。曲がノレればいいというわけではありません。

ノリノリの音楽に素敵な歌詞がすぐ聞き取れて初めて、その曲は光を放つのがこれまで常識でした。

それが、変わってきたのか、この曲は歌詞があまり聞き取れなくてもブレイクしました。

おそらく、そもそも彼らがDLで人気だったということがその原因なのかもしれません。携帯電話にDLしてヒットしてきたわけなので、それで聴きやすければいいという発想なのかもしれません。

しかし、音楽は携帯だけで楽しむものではなく、これだけメジャーになれば、携帯だけで売っていくわけには行かなくなります。「キセキ」は歌詞もいいため、人の普遍的な心を歌っているように私には感じるのです。

そうであるならば、もっと曲が長く愛されることを考えて作ってほしいように思います。

せっかくのいい曲が、短命に終わりそうで、私はもったいなく思います。