ハイドンはともかく、ヴァニュハルって誰?って誰しも思うかと思います。実は古典派ではその時代には知られた売れっ子作曲家でした。
ヨハン・バプティスト・ヴァンハル
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%97%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%AB
え、ウィキとかんちゃんさん表記違うよ、間違っているよというのは、ちゃんとウィキを読んでくださいね。私は本人の出身チェコ語で、そしてウィキは広く知られたドイツ語で、それぞれ表記しているのです。同じ人間です。
そして、ウィキを読めば、なぜハイドンとカップリングなのかもわかるってわけです。一緒に演奏した可能性もあるってことなのですよね。ついでに言えば、ここに収録されている作品は二つともト長調です・・・・・
ザッツ古典派!という和声。しかし全く空虚に聞こえることないのが不思議です。それは演奏者のせいかもしれませんが。ヴァイオリンはヨセフ・スーク。以前取り上げた作曲家のほうではなく、有名な孫のヴァイオリニストのほうです。オケと指揮者はあまり知られている存在ではないですが、ステディな演奏でソリストをサポート。スークのカンタービレするヴァイオリンが、ハイドン、ヴァニュハルどちらの作品にも仏像に魂が宿るような生命力ある演奏へとつながっており、実に爽快で楽しい!
そしてその楽しさが、魂を喜ばせ、ついヘビロテ。いやあ、ほかに聴かないといけないこと、やらねばならぬことたくさんあるんだけど・・・・・聴きながらやりたくても、うーん、スピーカーの前で根が張りつつあります・・・・・
ト長調という調性のせいかもしれませんが、それはそれでヴァイオリンだからこそでもあるわけで。その調性を存分に作品を彩るのに使っているのを、これまた存分にカンタービレすることで彩るスーク。倍音が作る音場が、私の体を包み込みます。ああ幸せ・・・・・
人はパンのみにて生きるにあらず。しかし、おいしい食事は人を幸せにします。こういった古典派の作品はまさにその言葉通りで、まるでおいしい食事のよう。だからこそ、幸せを感じるんだと思います。
ああ、やっぱり幸せでつ・・・・・
聴いている音源
ヨーゼフ・フランツ・ハイドン作曲
ヴァイオリン協奏曲ト長調
ヤン・クリティエル・ヴァニュハル作曲
ヴァイオリン協奏曲ト長調
ヨセフ・スーク(ヴァイオリン)
F.X.トゥフリ(ハープシコード)
ヨセフ・ヴラフ指揮
スーク室内管弦楽団
地震および津波、水害により被害にあわれた方へお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方のご冥福と復興をお祈りいたします。同時に救助及び原発の被害を食い止めようと必死になられているすべての方に、感謝申し上げます。
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