かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

音楽雑記帳:切り込み隊長となった、「Mr.BIG」

先日、テレビを見て居ましたら、被災地盛岡で地震後初めて大きな催しとしてのコンサートが開かれたとの報道がありました。

ジャンルは、ロック。そのアーティストは、Mr.BIG

Mr.Big
http://ja.wikipedia.org/wiki/Mr.Big

4月13日、盛岡市民会館。ものすごい歓声とともに、彼らは最初から全力疾走だったようです。

こういったコンサートが開かれたのは、本当によかったと思います。

昨日も述べましたが、これからは音楽の出番なのです。アーティストが慰問だけをやる期間は過ぎました。これからは、被災者の心に火を灯す音楽そのものが必要なのです。

その点で、彼らは徹底しています。自分たちにできることは、普段通り音楽を届けることであると、被災している盛岡で、堂々たるコンサートを開き、人々の心に寄り添いました。

ロックはもともと、反骨精神からその音楽が出発していますが、その精神がこういったことで発揮されるのは、素晴らしいことだと思います。

彼らは親日家で知られてはいますが、それを実行できるかどうかが、「本物の親日家なのか」の分かれ道だと思います。

海外のアーティストは結構そういった人が多いように思います。このMr.Bigにしても、あるいはN響を振ったメータにしても、骨のあるアーティストが多いように思います。

そういった人の善意をいかに私たち日本人は受け止めるのか、これから問われると思います。

それにしても、そのコンサートを少し報道で聴きましたが、本当にアーティストの魂がそのほんのちょっとだけでも伝わってきました。こういったアーティストの音楽は、ジャンルに関係なく聴きたいですね。



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地震および津波により被害にあわれた方へお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。同時に原発の被害を食い止めようと必死になられているすべての方に、感謝申し上げます。