かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

友人提供音源:第10回コーラスフェストかわさき

今回の友人提供音源は、かつて私が所属していた、宮前フィルハーモニー合唱団「飛翔(はばたき)」が平成12年2月6日に参加した「コーラルフェストかわさき」の演奏記録です。

このCDは参加した団体全てに配られるもので、当時私が川崎合唱連盟との渉外役をやっていた経緯で合唱連盟から合唱団宛にいただいたものです。現在では合唱団がなくなっていますので、私が大事に保有しています。

そういう意味では、正確には友人提供音源とは言いにくいものですが、広義の友人ということでご了解いただきたいと思います。

実際、合唱連盟には親しい人が幾人かいました。そんなこともあり、私が団代表としてあずかることになったものです。それがそのまま手元に残ったというわけです。団がなくなる前に私は団をやめたにも関わらず、です。

この音源は、カセットにダビングして、団内に配った記憶があります。そういうこともあり、わたしがそのまま預かり、やめるときにも特に団へ渡してくれとは言われなかったように思います。そのため、現在でも私の手元に残ったものです。

まず、「コーラルフェストかわさき」に関して簡単に説明しておきましょう。川崎では合唱連盟主催の合唱祭が年2回、2月と7月に開催されており、そのうちコーラルフェストかわさきは2月に開催される、川崎合唱連盟に入っている団体しか参加できない合唱祭になります。ちなみに、もうひとつの合唱祭である「かわさき合唱まつり」は連盟に加入していない団体も川崎市内にあるのなら参加できる合唱祭で、毎年7月に開催されています。

ですので、この「コーラルフェストかわさき」はある意味連盟傘下の団体の腕の競い合いという意味合いを持ち、お祭り色は少し薄れる合唱祭です。本気で歌う団体がほとんどですので、非常に勉強になることも多かった合唱祭です。

この演奏は私が記憶している中でも非常に良かったのではないかと思います。アンサンブルがとてもよく、声もよく出ています。言葉もはっきりしていますし、きちんと歌いきっていたように思います。ただ、ソプラノが高音部でかなりぶらさがり気味なのが玉に傷。確か、当時そんな講評をゲストの方からいただいた記憶があります。

小さな合唱団なので、今聴きましても自分の声が聴こえてきます。いやあ、まだのどで発声していますね〜。まだこのときはなかなかおなかで発声ができなかったときなので、自分の声が恥ずかしく思います。ただ、それがあまり目立たない分だけ、当時かなりうまくなっていたのではないかという気がします。以前は思いっきり目立っていましたから^^;

この演奏はちょうど10年前になるんですね。月日の流れるのは早い・・・・・もう、あれから10年経つんだなあ、と。

でも、このときは男声、特にバスが少なくて、実は音楽監督がバスパートに入るという緊急事態でした。それがまた戦力になるんだかならないんだかという感じで・・・・・音楽監督がもう小さくなっていました。私が必死でよいしょしていたのが昨日のごとく思い出されます。本当に世話がやける音楽監督でしたねー。しかも歌った1曲は彼の編曲だったのに・・・・・

それも、今ではいい思い出です。



聴いている音源
第10回コーラルフェストかわさき 宮前フィルハーモニー合唱団「飛翔」
遠藤正之指揮
宮前フィルハーモニー合唱団「飛翔」
※川崎合唱連盟傘下団体向けの非売品