私が参加しているmixiのコミュに、「クラシック同時鑑賞会」というのがあるのですが、昨日、そこで第26回目が開催されました。
そこで聴いたのが、ノイマン/チェコフィルのドヴォ6、ドヴォルザークの交響曲第6番です。
先日、このブログでも取り上げました。なんとタイムリーなことか。主催者さんよう氏には、感謝の言葉でいっぱいです。
さて、演奏としましては、私としては悔しいかな、借りてきましたスウィトナーより、このノイマンのほうが好みです。勿論、スウィトナーもいいんですが・・・・・第九は、むしろ彼の方が断然好きですから。
でも、やはり金管の鳴らし方、そしてチェコフィルらしいヴィルトォーゾと、ノイマン/チェコフィルの方が、私はドヴォルザークの作品にこめた感情を表しているのではないかという気がしてならないのです。
先日から、私はドヴォルザークは交響曲にボヘミアの風景と鉄道を描いたのではないかと述べていますが、それをよくあらわしているのが、ノイマン/チェコフィルだと思うのです。
そういう部分、やはり祖国の作曲家に対する尊敬と熱意をはっきりと感じます。
特にこの演奏のよかった点は、やはりチェコフィルらしく、弦につきます。機関車のアームと蒸気の音を恐らく弦で表現しているのではないかと思うのですが、それがはっきり聞き取ることができます。
これは、6番だけでも、ノイマン/チェコフィルで、欲しくなりました。図書館にはないので、CD店で買うことになるでしょう。このコンビであれば、恐らく廉価盤で出ているはずです。