今日は、ベートーヴェンの弦四を1番から順に聴いています。
今は、第4番を聴いています。
ピアノソナタと比べると、その第1番からベートーヴェンの個性がはっきりと現れていて、びっくりします。
ここでも取り上げましたが、musiker氏の「ベートーヴェン音楽夜話」でも、弦楽四重奏曲は交響曲と比べ、彼の洒脱な点が表現されているという発言がありましたが、まったくその通りだと思います。
温かみを感じるのです。交響曲は高貴という点が強調されているように思います。もちろん、私はその点こそ、ベートーヴェンが好きな点なのですが・・・・・
しかし、人間はすべて清らかな点だけはありません。どろどろした部分もありますし、お茶目な部分もあります。それがすべて表現されているのは、弦楽四重奏なのではないかという気がします。
もちろん、私はまだピアノソナタを全曲聴いていないので、ピアノソナタについてはなんともいえませんが、少なくとも、弦楽四重奏曲については、ベートーヴェンの人間性すべてを表現しようとしたように思います。
それは、そのジャンルの使用目的にもよるのでしょうが・・・・・
いずれにしても、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲には、交響曲とは違った魅力があり、最近は交響曲よりもっぱら弦楽四重奏曲を聴くことが多くなりました。
いずれ、第1番から各曲ごとに、書こうと思っています。musiker氏のように・・・・・