かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

今月のお買いもの:鈴木彩香 Episode

今月のお買いもの、平成29年9月に購入したものをご紹介しています。今回は池袋駅前の路上にて購入しました、鈴木彩香のファーストミニアルバムを御紹介します。

多分、このように他者のブログなりで紹介されることは、初めての事ではないでしょうか。2015年に路上デビューした歌手で、美しく伸びやかな歌声が魅力の歌手です。

https://saika-aaa-s.jimdo.com/

なんでこのCDを買ったんですかって?まあ、偶然です・・・・・って、そんなこともありません。その日、ちょうど私は池袋にいました。確か翌日はコンサートがある日だったような気がします。と言うことは金曜日かと思います。

そこで、路上でずっと素敵な歌声が響いているのに気が付いたんです。気が付けば、女性が二人ぐらいて、じっくり聞いているんですよね。しかも楽しそう・・・・・

ふらっと、覗いてみたというのが、きっかけです。まあ、たいていこういった路上ライヴをやっている歌手さんって、CDを売っていることも多いわけです(それでエントリ立てたのが、以前のLiLIです)。もともと私も合唱屋ですから、歌手さんには興味あるんですよね。

じっくり聞いてみれば、実力がある歌手だって、すぐわかりました。でもこういった実力のある歌手って、プロモーション次第なんですよねえ、他の歌手同様。後で調べてみれば、CDは自主出版だし、とても気合いの入っている歌手でもあります。この点は日本のオーケストラも見習ったほうがいいです。特に事務方!せっかくの良い演奏も台無しになっていませんか?

さて、話を戻せば、そばで聴いていれば、そりゃあ営業に引っかかるってわけですよ。CD買ってくれませんか?買っていただければ、サインします、と。CDの棚はもうかなり一杯だし、もしダスビのコンサートに行けるとなればそのCDを買うためにスペースは明けておきたい。けれども、直感で、これは買おうって思ったんです。これだけ実力のある歌手であれば、是非ともブログで紹介したいな、と。

というのも、鈴木彩香で検索しますと、歌手ではなく、同姓同名の、女性ラグビー選手のほうがヒットしてしまうんです。でもそっちじゃない!歌手なんだあと「歌手」とまでつけて検索すると、どうにかFBとツィッターのがヒットします。

上記サイトも、彼女のツィッターから飛んで、です。ブログがとてもすてきで、いつか私も同じような文章を常に綴るようになりたいもんです。その前に、言いたいことが沢山ありすぎて、こまっております^^;

全6曲は、どれも素敵な作品なのですが、全体を貫いているのは、「優しい言葉であるが強いメッセージ」です。彼女、福島の浜通りの、「故郷がなくなった」街の出身なんです。といことは、背景として、例えばモーツァルトベートーヴェン、バッハ、メンデルスゾーンといった作曲家達と同様のものを持っている、と言う事なんです。

実際、歌手と言うより、シンガーソングライターと紹介するほうが適切でしょう。自作を、その万感の思いを込めて歌うのを聴きますと、何度聞いてもじんわりとしたものが湧き上がります。是非ともライヴも行きたいんですが、日程がなあ・・・・・ぐすん。

後から調べれば調べるほど、覚悟をもって歌っているんだなって思います。その意味では、ハイリゲンシュタットの遺書を書いた後のベートーヴェンのようでもあります。でも、例えばベートーヴェン交響曲のような大風呂敷ではない。ピアノソナタや、弦楽四重奏曲のような、もっと内面を素直に歌った、そんな歌なんです。それでいて、和声的にも色とりどりで、自然体。だからこそ、優しい歌なのに、メッセージがストレートに飛んできます。

こういう歌、私好きです。同じシンガーソングライターなら、中島みゆきのような感じかな。それでいて、悲しい旋律ではないって言えば、大体イメージが付くかもしれません。一応このアルバムに収録されている第1曲「黒い花」のyoutubeを挙げておきます。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=17&v=wnENQ0f0uEM

是非とも、聴いてみていいなと思ったら、購入してみてはいかがでしょう?私も他のアマオケ同様、応援してきたい一人です。




聴いているCD
鈴木彩香 Episode
(suzusa Records SAI-0002)

地震および津波により被害にあわれた方へお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。同時に原発の被害を食い止めようと必死になられているすべての方に、感謝申し上げます。




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