かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

今月のお買いもの:アダム・フィッシャー指揮デンマーク室内管弦楽団によるベートーヴェン交響曲全集1

今月のお買いもの、今回から9回シリーズでアダム・フィッシャー指揮デンマーク室内管弦楽団によるベートーヴェン交響曲全集を取り上げます。e-onkyoネットストアでの購入、ハイレゾ96kHz/24bitです。

この音源の購入に至ったのはある意味なんとなくなんですが、実は前々から興味はもっていた全集でした。銀座山野楽器で買おうかとも思ったことさえありました。ようやくその「時」が来た、という感じです。

室内オケの本格的なベートーヴェン交響曲全集を持つのは私にとってはこれが初めて。結構ワクワクしながらポチリました。

さて、その第1回目は交響曲第1番。これがまた溌溂として、また思い切りもいい演奏!それほど快速というわけではないんですがしかし引き締まった演奏で爽快です。しかも舞踏性も持っていて楽しい!

特にベートーヴェンとなるとどこか精神性ということが前面に出てしまい、作品そのものが持つ生命力というのがどこか希薄になることもあるのですが、この演奏はそんなことがなくとても生命力があり、まさに楽しいという言葉が適切です。

特に今先の見えない病にかかっている私にとって、こういう楽しさや喜びを感じる演奏は、生きる意味を見出し、再度立ち上がろうという意識を持たせてくれます。青年ベートーヴェンが満を持して世に問うた第1番交響曲。生命のおすそ分けをいただいた感じがしています。

 


聴いているハイレゾ
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲
交響曲第1番ハ長調作品21
アダム・フィッシャー指揮
デンマーク室内管弦楽団
(Naxos)

地震および津波、水害により被害にあわれた方へお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方のご冥福と復興をお祈りいたします。同時に救助及び原発の被害を食い止めようと必死になられているすべての方、そして新型コロナウイルス蔓延の最前線にいらっしゃる医療関係者全ての方に、感謝申し上げます。