東京の図書館から、今回から4回シリーズで、府中市立図書館のライブラリである、ラトル指揮ウィーン・フィルによるベートーヴェン交響曲全集を取り上げます。
全集ものならかなりそろっているのが府中市立図書館ですが、このラトルとウィーン・フィルのものはかなり評判がいいものとして知られています。私もFacebookの元FBFから教えてもらったものです。
そのせいなのか、いやあ、盤面がひどすぎ・・・・・正直、傷修正クリームとかでどうにかなるレベルをとうに超えており、どうにもなりません。
今回の第1集には、第1番と第3番「英雄」が収録されていますが、第1番は何ともないんですが、第3番第4楽章はもうどうにもなりません。いい演奏だけに非常に残念です・・・・・
特に、2曲とも生き生きとした、生命の発露のような演奏はとても好感が持てるだけに、音飛びのひどさは怒りすら覚えます。図書館の資料は公共のものです。大切に扱ってほしいのですが、こういう情況は本当に残念です。
この第1集を聴いただけで、もう後を聴くのがワクワクするのですが、第3番第4楽章を聴いてげんなり・・・・・せっかく借りたのになあ、という感じです。
もちろん、この録音は非常に人気もあり名盤とも言われるものなのでCDを買えばいいわけですが、もうそんなに棚は残っていないというか、もうないのにダスビとかはあふれている状態で、その分だけはどうにかしないといけない状況です。この分も考えるのかと思うだけで、正直げんなりします。
ならハイレゾと考えるわけですが、少なくともe-onkyoには取り扱いなし。もうどうにもなりません。こういったことをする輩は本当に考えてほしい!あなただけがよければいいのですか?と。この資料は公共のものであり、すべての市民にとっての宝なのです。
おそらく、整備のいい加減なラジカセにCDプレーヤーつきのもので何度も再生したのでしょうね。そうすれば傷がつくことくらい、オーディオが好きならわかろうものなのですけれど・・・・・ほんとに悲しいです。
まぢで、図書館のものは大切に扱いましょう!とりあえず、ハイレゾで出るのをじっくり待ちたいと思います。
聴いている音源
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲
交響曲第1番ハ長調作品21
交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
サイモン・ラトル指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
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