かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

コンサート雑感:MAXフィルハーモニー管弦楽団第9回第九演奏会を聴いて

コンサート雑感、今回は令和元年12月30日に聴きに行きました、NAXフィルハーモニー管弦楽団の第9回第九演奏会をとりあげます。

MAXさんの第九を聴かないと年を越せない、そうなってきました。我が家は最近弟夫婦も実家に来て年越しをするので私も大みそかは実家なので、ベートーヴェン交響曲全曲演奏会など行けないのです、ぐすん。

そのかわり、最後をMAXさんの第九で締める、それが年末の恒例となってきました。今年も本当に素晴らしい演奏でした。

昨年よりも信頼できるオケ。そしてのびやかで力強い合唱。端正な中に秘めたエネルギー。どれをとってももう最高の演奏!

残念だったのは、それゆえに前半と第1楽章が聴けなかったことです。もう遅れるのが通例となってしまっているんですが・・・・・この日も夜勤明けでさらに夜仕事がというスケジュール。何とかコンサートに寄れる時間を作ったのでした・・・・・

それでも、第2楽章以降が聴けたのは本当によかったです。MAXさんの力強く生命力あふれる演奏を聴きますと、今年一年の苦労など吹っ飛びます。このために仕事してきたんだ、って思えますから。

とくに今年は1プロにベルリオーズが入っているので、ぜひとも聴きたかったんですが・・・・・ほぼMAXさんなら外さないですからね、演奏。もちろんアマチュアもいるので完全ではないですが・・・・・

それでも、プロアマ混然一体となったエネルギッシュな演奏は毎年本当に私に勇気をくれてます。この場にて本当に感謝申し上げます。

本当に冒険しない演奏なのに、魂に燃料が注入されるような感じなんです。いつも私が問題にするvor Gott!の部分もさほど変体演奏とは言えないオーソドックスなものなのに、です。これが本当の表現力なのではないでしょうか。説得力あるというか。

今年の年末も、こんな素晴らしい演奏が聴けることを願って、さあ、今年も頑張りますか!今年はサントリーホールでですもんね!いいホールでの演奏を待ってました!はせ参じますよ。

 


聴いてきたコンサート
MAXフィルハーモニー管弦楽団第9回第九演奏会
ルイ・エクトル・ベルリオーズ作曲
序曲「ローマの謝肉祭」作品9
劇的音楽「ファウストの劫罰」作品24より「ハンガリー行進曲」
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲
交響曲第9番ニ短調作品125
林田さつき(ソプラノ)
長澤美希(アルト)
澤崎一了(テノール
照屋博史(バス)
MAXフィルハーモニー合唱団(合唱指揮:宇野徹也)
古澤直久指揮
MAXフィルハーモニー管弦楽団

令和元(2019)年12月30日、東京港メルパルク東京大ホール

地震および津波、水害により被害にあわれた方へお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方のご冥福と復興をお祈りいたします。同時に救助及び原発の被害を食い止めようと必死になられているすべての方に、感謝申し上げます。