かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

今月のお買いもの:樫本大進とコンスタンチン・リフシッツの ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全集6

今月のお買いもの、シリーズでハイレゾ音源の樫本大進とコンスタンチン・リフシッツによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集を御紹介していますが、今回はその第6集、第6番イ長調作品30-1です。

特段標題もついていないこの作品をこの二人で聴きますと、なんと楽しいのか!適度なアインザッツと生き生きとしたピアノ。二人の面目躍如と言ったところでしょうか。

特に樫本は、ラトルが音楽監督時代のベルリン・フィルにいて、さまざまな経験をしています。その経験がこういうセッションで生きているように思います。様々なソリストとの共演や、自分では選ばない選曲を演奏するなど、一ソリストでは経験できないことをベルリン・フィルコンサートマスターという地位で経験しているわけです。それが演奏に反映されていることが十分にわかる演奏です。

ヴァイオリンソナタ第6番 (ベートーヴェン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%82%BF%E7%AC%AC6%E7%95%AA_(%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3)

そもそも、ヴァイオリン・ソナタでは革新的なことを避けたベートーヴェンですが、それでも、二つの楽器が対等というのは新しい時代を拓くものでした。ですから、二人の演奏を聴いていますと、どこか楽しそうなんですね。それぞれがお互いを尊敬しあい、対話していかにも楽しそうなんです。

こういった演奏は聴いていてわたし自身も自らの魂が喜んでいるのを感じます。そうなると、演奏者二人の対話の中に私自身も加わって行くのです。勿論、相手はプロの演奏家ですから、それほど多くを話せるわけではありませんが、それでもできうる限り、このパッセージはこんな感じかな、ここはこんな心情でしょ!とか心の中で言っているわけです。それが楽しいんです!

そうなると、いよいよスピーカーにDACをかませたいのですが、何分やはり高い・・・・・値段的にまだ2万円を切らないなあって思います。せめて1万円を切れば、決断できるんですが・・・・・もう少しそのあたりは待ってみたいと思います。いずれDACをかませたらどんな演奏になるのか本当にこの二人のは楽しみなんですが、実現したらまた独立させてエントリ立てたいなって思います。




聴いている音源
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲
ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調作品30-1
樫本大進(ヴァイオリン)
コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)

地震および津波、水害により被害にあわれた方へお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方のご冥福と復興をお祈りいたします。同時に救助及び原発の被害を食い止めようと必死になられているすべての方に、感謝申し上げます。




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