今月のお買いもの、平成30年2月に購入したものをご紹介します。今回から6回に渡りまして、2月25日に東京芸術劇場にて購入しました、オーケストラ・ダスビダーニャのCDを御紹介します。
まあ、感の良いコアな読者の方であれば、遂に会場で買ったんですねとお分かりかと思いますが、過去の演奏会のCDである訳なんです。そして今回取り上げるCDも、以前コンサート評を上げています。
コンサート雑感:オーケストラ・ダスビダーニャ第22回定期演奏会を聴いて
http://yaplog.jp/yk6974/archive/1273
大体私はダスビのコンサートへ行った時は過去の演奏会のCDを買い求めることに決めていまして、今回も上限1万円と決めて買っていますが、じっさいにはすこーしだけ上限オーバー。もう1枚は欲しかったんですけどねえ・・・・・
さて、まずは第22回の演奏会のCDと参りましょう。毎度のこと、ダスビのCDは2枚組で、それでいて値段が3500円というのはお得だと思います。で、今回はその1枚目、当日の1プロと2プロ、つまり前半が収録されています。
この前半でとても面白かったのは、上記エントリでも述べましたが、「ニューバビロン」でした。その上、私達聴衆も演奏家の一人として参加しています。
「次の「ニュー・バビロン」は音楽はうって変わって、和やかさや茶目っ気すらありますが、戦争を描いたものもありますのでシリアスな面もあります。が、それを完全に楽しませてくれました。
というのも、私達聴衆には手拍子させますし、オケの団員には寸劇を指せるなど、遊び感覚に溢れる演奏だったのです。」
その上で、このCD、毎度やってくれますけれど、指揮者の説明が入っているんですよ、これ。いやあ、臨場感あります!でもこのナレーションがあるからこそ、また演奏会からもう3年がたつのに、クスって笑ってしまうんですよねえ。オケの団員が楽しそうに、動き回りながら演奏していたのが、昨日の事のように思い出されます。
世の中がハイレゾへと走っている中で、どのような編集をすれば楽しいCDになるか。ダスビは本当によく考えています。これが業者の編集なのかそれとも団内で決めて業者に頼んだのかはわかりませんが、ナイスな編集だと思います。初めてこの演奏を聴く人でも思わずクスって笑ってしまう事請け合いです!
一方でシリアスなのが交響詩「十月」ですが、当日の熱の入った演奏がしっかりと記録されているのがいい!ダスビらしいともすれば強すぎるアインザッツも、CDだとちょうどいいくらい。日本のオケだと・・・・・なんて言っている人達は是非とも、来年こそ会場へ足をはこび、ダスビの演奏を聴き、過去の演奏CDを買ってみるほうがいいと思います。
アマチュアでここまでやるのかと驚愕し、ファンになることは、恐らく間違いないだろうから、です。
聴いているCD
オーケストラ・ダスビダーニャ第22回定期演奏会
ドミトリー・ドミトリエヴィッチ・ショスタコーヴィチ作曲
交響詩「十月」作品131
映画音楽「ニュー・バビロン」作品18から
戦争
パリ
ベルサイユ
長田雅人指揮
オーケストラ・ダスビダーニャ
(TMHD-20151)
地震および津波により被害にあわれた方へお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。同時に原発の被害を食い止めようと必死になられているすべての方に、感謝申し上げます。
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