以前、何度かご紹介したことのあるオケ曲の弦楽四重奏曲版ですが、本当に面白いです!
どんな編曲をしているのかとか、とても気になります。
最近はベートーヴェン自身の編曲なども図書館で借りてこようなんて思っていますが、ハイドンやモーツァルトもバンバンやっています。
来週ご紹介する予定のモーツァルトのピアノ協奏曲の弦楽四重奏版も、そんな意識から買い求めた一枚なのです。
本来オーケストラの楽器は弦楽四重奏曲と違って楽器の数が違うだけでなく、つかっている楽器が基本的に違うわけなんですね。オーケストラであれば木管金管と言った「管楽器」がありますが、陶然のことながら弦楽四重奏にはありません。弦楽器だけです。
その制約をどうやってアレンジして乗り越えているかというのが、注目点なのですね。
前にベートーヴェンの第九の弦楽五重奏版をご紹介したことがあります。
友人提供音源:ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱」弦楽五重奏版
http://yaplog.jp/yk6974/archive/258
このときにはその点はあまり触れませんでしたが、管楽器の部分を省略あるいは弦楽器と一緒にしてしまうなどの編曲が行われれていて、上手な編曲だなと思ったのですが、しかしこの時はベートーヴェン自身の編曲ではありませんでした。
作曲家自身の編曲に触れるということは、その作曲家が本来原曲で何を重要視していたのかが分かる典型例でもあるのです。
例えば、逆にピアノ曲を弦楽四重奏曲だとかオケ曲に編曲したものがベートーヴェンにも存在するわけなのですが、そういった曲を聴きますと、原曲にどんな思い入れがあるのかなんてことすら、伝わってくるのですから不思議です。
いずれ、そんな聴き比べなども、このコーナーを使ってやってみたいと思っています。
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