かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

心の窓:春は・・・・・

皆様にとって、春という季節はどんな季節でしょうか。卒業式、あるいは入学式でしょうか。入社式もありますね。

日本人にとっては、春は桜の季節であるだけに、一つの節目ですね。

クラシックではあまりその「桜」をテーマにしたものがないので日本人らしい季節感を感じることは出来ません。ただ、この季節ポップスでは桜をテーマにした曲をたくさん出してくれます。

最近では、いきものがかりの「SAKURA」だったり、あるいはAKB48の「桜の栞」だったり・・・・・AKBはまた桜をテーマに卒業シーズンにぴったりの曲を出しましたね。

今はちょうど冬から春へと移り変わる季節で、春はもうすぐって感じですが、しかし町はすっかり桜のイメージになってきていますね。

日本人は平安時代までは梅を尊んできました。その後、平安以降、特に室町時代ころになりますと桜をめでるようになります。こういった歴史の「重層」が、2つの花をめでる日本人独特の季節感を生んできました。

そういう意味では、実は私は梅をテーマにしたものが少ないなって思います。私が知っている限りすぐ思い出される曲はありません。せいぜい「ひなまつり」だけです。

これは面白いですよね。ただ、梅も満開の中を歩きますと、本当に美しく、むしろいまどきの曲のほうが表現に適しているのではと思ったりもします。

いや、クラシックでもいいのです。たとえば、アメリ印象派の画家たちは、そういった小さい花まで画題に取り上げて、素晴らしい作品を生み出しています。さらに言えばその前身である自然主義の画家の作品にリスペクトして、サン=サーンスはヴァイオリン協奏曲も書いています。

たまには桜だけでなく、梅をとりあげた作品もききたい・・・・・そんな気分です。



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