今回の県立図書館所蔵CDは、ドヴォルザークの第2番。指揮はオトマール・スウィトナー、オケはシュターツカペレ・ベルリンです。
実際には、県立図書館には他の音源もあります。ただ、私がこれを借りた理由は、いっそスウィトナーで聴きたいなと思ったのが理由です。実はスウィトナーといいますと私はベートーヴェンから入りましたが評価としてはモーツァルトやドヴォルザークと言った作曲家の作品で高い人です。
ならば、その演奏を聴いてみたいというのは実はかなり昔、高校生くらいからありました。そこで、全曲あるのなら私が持っていないものは全部スウィトナーでそろえてやろう、と思ったからです。このころまではリッピングした上で、さらにCD−Rに焼くという作業をしていましたから、文字通りCDを集めているようなものでした。
演奏自体はかつて書いていますので今回は割愛します。まあ、シュターツカペレベルリンとなりますと評価は真っ二つに別れますよね。いいという人とだめという人と。私はどちらかといいますと後者です。ただ、当時の西側ベルリン・フィルと比べてしまいますと、技術的な面で言えば劣るのは事実だと思います。
でも、実際このドヴォルザークではどうなんでしょう?これは実際にカラヤン指揮のものを聴いてみないとなんともいえないのではないかという気がします。是非カラヤンのも聴いてみたいと思います。でも、いまどきあるかな〜
一昔前なら、カラヤン/ベルリン・フィルで名曲は何でも売っていましたけど、今はそんな時代じゃありませんから、CD店に行っても必ずしもカラヤンで何でもそろうというわけではないので、粘り強く探す必要がありそうです。
それに、ドヴォ2ですから・・・・・ない、あるいは既に廃盤という可能性のほうが高いと思われます。アマゾンでヒットするかどうか・・・・・前に検索したときには、なかった気がします。
県立図書館でまず探すほうが早かったりするかもしれません。たまにそんな音源とめぐり合うことがあります。だからこそ足しげく通うんですが^^;
セル/クリーヴランドでしかないかもしれません(それはそれですばらしいことですけどね)。
マイ・コレで今紹介しているCDを聴いていた時期と違って、この音源を借りたあたりからすっかりデジタル録音とかにこだわるのはなくなっていましたね。いい演奏なら何でも聴こう、という感じです。逆にお金がなくなってよかったのでは?と今では思っています。図書館のすばらしい演奏に出会えることが出来たわけですから。
今後たとえお金をたくさん稼ぐことになったとしても、図書館通いは多分やめないでしょう。借りるペースは落ちるかもしれませんけど。それだけのライブラリは、神奈川県立図書館には充分あります。
聴いている音源
アントニン・ドヴォルザーク作曲
交響曲第2番変ロ長調作品4
序曲「自然の中で」作品91
オトマール・スウィトナー指揮
シュターツカペレ・ベルリン
(ドイツ・シャルプラッテン 32TC188)