かんちゃん 音楽のある日常

yaplogから移ってきました。日々音楽を聴いて思うことを書き綴っていきます。音楽評論、想い、商品としての音源、コンサート評、などなど。

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

モーツァルト ミサ・ブレヴィス ヘ長調K.192(186f)「小クレド・ミサ」

さて、モーツァルトのミサ曲シリーズ、今日はK.192です。この曲は次のK.194と一緒に書かれたもので、ミサ・ブレヴィスの一つの解決策とも言うべき曲です。内容的にも、特にクレドにおける音形「ド・レ・ファ・ミ」から展開される信仰告白はすばらしく、学者…

モーツァルト ミサ曲 ハ長調K.167「聖三位一体の祝日のミサ」

モーツァルトのミサ曲を取上げる今回のシリーズ、今日はK.167「聖三位一体の祝日のミサ」を取上げます。 三位一体の祝日はキリスト教では重要な祝日で、それはバッハのカンタータで随分と語っていますので、ここでは省きます。その重要な日に行われるミサの…

モーツァルト ミサ・ブレヴィス ト長調K.140(Anh.C1.12)

モーツァルトのミサ曲を取上げるシリーズ、今回はK.140を取上げます。この曲は一時期偽作といわれていた曲で、近年の研究で真作であることが確められた珍しい曲です。 田園風という標題がつくこともある曲で、確かにモーツァルトにしてはのんびりしすぎる点…

モーツァルト ミサ曲ハ長調K.66「ドミーニクス・ミサ」

今日は、K.66「ドミーニクス・ミサ」を取上げます。この曲は友人カイエターン・ハーゲナウアーがベネディクト派聖ペテロ修道院の新任司祭として始めて執り行うミサのためにかかれましたが、大司教コロレドの言いつけどおり、全体をほぼ35分で終わるように構…

モーツァルト ミサ・ブレヴィス ニ短調 K.65(61a)

モーツァルトのミサ曲シリーズ、今日はK.65です。この曲からしばらくはザルツブルク時代の作品になります。 K.49のときにも述べたと思いますが、モーツァルトの宗教曲のほとんどはザルツブルクで作曲されているのです。ミサ曲も例外ではありません。そのこと…

モーツァルト ミサ曲ハ短調K.139(47a)「孤児院ミサ」

モーツァルトのミサ曲を取上げるシリーズの第2回目は、K.139「孤児院ミサ」です。 孤児院のために書かれたのではなく、ウィーンの孤児院教会のために書いた曲です。ですので、障害者とかそういうことと直接関係があるのではありません。 いきなりケッヘル番…

モーツァルト ミサ・ブレヴィス ト長調 K.49(47d)

さて、今回からシリーズでモーツァルトのミサ曲を取上げます。彼は宗教曲もたくさん作曲していて、そのどれもすばらしいのですが、日本人にも理解しやすいミサ曲のほうがその魅力を語れるだろうと思い、ミサ曲に絞りました。 モーツァルトのミサ曲で有名な曲…

今日の一枚:バッハ・カンタータ全曲演奏シリーズ27

さて、今日は久しぶりにその月に買ってきたCDを取上げる本来の趣旨どおりにご紹介することができます。先週買ってきましたBCJのバッハカンタータ全曲演奏シリーズの第27集を紹介します。 今回は国内盤ではなく、輸入盤。というより、もう3つ連続で輸入盤なん…

今日の一枚:クラシック音楽9「若き日のカラヤン」シューベルト

友人から貰い受ける形になりました「今日の一枚」で取上げていますダイソーのCDシリーズも、最終回になりました。今回はシューベルトを取上げます。 曲は、交響曲第9番。いや、今は交響曲第7番と表記すべきでしょうね。シューベルトは番号付けが劇的に変わり…

今日の一枚:クラシック音楽8「若き日のカラヤン」チャイコフスキー

「今日の一枚」、ここしばらく友人から買いましたCDを取上げておりますが、その中のダイソーCDシリーズもようやく出口近くまで来ました。今日はチャイコフスキーを取上げます。 収録されている曲は、交響曲第6番「悲愴」。まず、音のよさに驚きます。勿論モ…

今日の一枚:クラシック音楽7「若き日のカラヤン」ブラームス

「今日の一枚」シリーズ、一体もうどれくらい続けてやっているのでしょうか。自分でもわからなくなってきました・・・・・ ま、それだけ買ったということです。で、また同じくらいあるという・・・・・ また、お付き合いくださいませ。 で、今日はダイソーの…

今日の一枚:クラシック音楽6「若き日のカラヤン」ベートーベン

さて、今日の一枚シリーズ、しばらくダイソーのCDを取上げていますが、今回はその中のベートーヴェンのを取上げます。 収録曲は運命と交響曲第8番。 いやあ、このラインナップを見たときに、渋いなあと声をあげました。運命は有名な曲ですが、カラヤンといえ…

今日の一枚:クラシック音楽5「若き日のカラヤン」モーツァルト�A

いやあ、長い長い。いまだこの「今日の一枚」シリーズが終わらない! で、さらにその方から買ってしまったのです。さて、どこまで続くのか・・・・・ いや、終わりはあるので、安心してください。今月買ったものは小休止してからふたたび取上げます(って、…

今日の一枚:クラシック音楽4「若き日のカラヤン」モーツァルト�@

今日は、ダイソーのCD第3回目です。で、ご紹介するのは第4弾のものなのですが・・・・・ このシリーズは実は買ったというより、ブルックナーのCDのおまけ、なのです。ですから、もっていらした方がまだ持っているか、もしくは買わなかったということになりま…

今日の一枚:クラシック音楽2「若き日のカラヤン」 ワルツ集

果てしなく続く「今日の一枚」シリーズ、前回からダイソーのCDをご紹介していますが、今日はその第2回目で、ワルツ集を取上げます。 とにかく、このシリーズはリマスターがすばらしく、100円とは思えないクオリティです。 演奏も、ウィーン・フィルを完全に…

今日の一枚:クラシック音楽�T「若き日のカラヤン」序曲集

さて、ドヴォルザークは前回で終わりまして、今回からはちょっと変わったCDをご紹介します。それは、100円ショップのダイソーで売られているCDです。今回はそれからカラヤンの指揮をご紹介します。 ダイソーは今や日本全国津々浦々に店舗を構えるようになり…

今日の一枚:ドヴォルザーク 交響曲第5番・第7番

引き続き、今回も友人から買いましたナクソスのドヴォルザーク交響曲全曲シリーズをご紹介します。今回は5番と7番です。指揮者、オケとも一緒です。 このCDでは随分民族色が出ていまして、金管もかなり強めに吹かせていますし、また弦も思いっきりアインザッ…

今日の一枚:ドヴォルザーク 交響曲第4番・第8番

さて、いまだ終わらない今月の「今日の一枚」シリーズ、今回はドヴォルザークの交響曲第4番と第8番です。指揮、オケ共にやはり前回と一緒です。 この二つはすでにノイマン/チェコ・フィルとスウィトナー/シュターツカペレ・ベルリンで持っています。特に、8…

今日の一枚:ドヴォルザーク 交響曲第3番・第6番

さて、今日は前回に引き続きナクソスのドヴォルザーク交響曲全曲シリーズを取上げます。今日は交響曲第3番と第6番です。指揮者およびオケもまったく一緒です。 同じなのに、この差は何・・・・・? よそ行きのような感じはまるでしません。ボヘミア風に一気…

今日の一枚:ドヴォルザーク 交響曲第2番・伝説曲第6番から第10番

今回は、ドヴォルザークの第2番です。カップリングは伝説曲の第6番から10番まで。前回取上げましたナクソスのシリーズの続きになる一枚です。オケ、指揮者ともに一緒です。 やはり、率直な感想は、うまいけれど・・・・・です。 スロヴァキアの民族運動が背…

今日の一枚:ドヴォルザーク 交響曲第1番・伝説曲作品59第1番から第5番

「今日の一枚」シリーズ、しばらく友人から私が買いましたCDを紹介してきましたが、今回からはしばらくドヴォルザークになります。 いやあ、始めはブルックナーだけのはずだったのですが、大盤振る舞いをしてくれました。やはり、持つべきものは友、ですね。…